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リフォーム見積書の書き方を紹介!作成の注意点や契約をとるテクニックもお届け!

こんにちは。工務店・リフォーム会社の集客を支援しているわたサポです。

いきなりですが、リフォーム会社の皆さんに質問です。

適切な見積書を作れていますか?

今回はリフォームにおける見積書の書き方をお届けいたします!

リフォーム工事は大きな金額が動きますし、お客様の住まいに関わる大切で繊細な仕事を実施します。そんなお仕事ですから適切で分かりやすい見積書はお客様の安心に繋がり、ひいては会社の業績にも影響します。

この記事では読んで頂くことでリフォーム見積書の書き方・作り方が学べるだけでなく、見積書を作成する上での注意点や契約をとるためのテクニックなども知ることができますので、ぜひとも最後までお読みください。

この記事の監修者は…
わたサポ株式会社 代表取締役
渡辺寛士

「より質の高い会社にお客様が自然に集まる世界をつくる」をミッションに掲げ、工務店やリフォーム会社に様々な経営支援や集客のサポートを行っている。2023年から岡山県にて総合リフォーム会社「わたさぽホーム」も運営。

この記事の監修者は…
わたサポ株式会社 代表取締役
渡辺寛士

「より質の高い会社にお客様が自然に集まる世界をつくる」をミッションに掲げ、工務店やリフォーム会社に様々な経営支援や集客のサポートを行っている。2023年から岡山県にて総合リフォーム会社「わたさぽホーム」も運営。

見積書はなぜ必要なのか・見積書の役割とは

顧客に対する安心や信頼だけではなく、トラブルを防止しノウハウを残していくという事にも繋がる

親の家を工事するのでもない限り、見積書はリフォーム工事をするうえで絶対に必要なものになります。

ここでは、あらためてなぜ見積書が必要なのか、見積書の役割とは何なのかを再確認しておきましょう。これにより目的に沿った見積書を作ることができます。

①:顧客の安心・信頼のため

見積書を作成することで「どのような工事をしてどんな材料を使うのか、何にどれほどの予算がかかるのか」などを顧客に明確にすることができます。

リフォームは大小の差はあれど、顧客に取ってみれば決して小さな金額ではありません。

リフォーム業界では20万円くらいの工事のことをよく「小工事」と言いますが、お客様から見れば20万円は決して小さくはないのです。

そのためお金の流れや詳細を明確にすることによって、顧客に安心して頂けるとともに信頼も得ることができるでしょう。

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②:トラブルを防げる

きちんと書かれた見積書には金銭の動きだけでなく、工事内容や日程、工事箇所など具体的な条件も記載されています。

このように条件を明確化することによって、トラブルを防ぐことができます。

口約束のみだと大きなトラブルになりかねません。そのため、できれば追加工事を頼まれた際にも必ず見積書を作成することをオススメします。

「しっかりとしたリフォーム会社だな」と感じて頂くためにも見積書を作成しておき、顧客と業者の間で共通の認識を作っておくようにしましょう。

③:ノウハウやデータの蓄積

見積書を社内に残しておくことで、ノウハウやデータが蓄積されていきます。

これにより新規で見積書を作る時には、過去の似た見積を参照することで効率的に見積書を作成することができます。

また、顧客からの「だいたいいくら?」のような見積に関する質問・疑問に対しても素早く回答することができるようになります。

またそれだけでなく、どういった工事にどれほどの金額がかかっているかを明確にすることで、今後の経営の方向性を検討するための資料にすることもできます。

見積書は顧客のためだけでなく、リフォーム会社にとっても大きな役割を担っているのです。

見積書の書き方

見積書の必要性や役割が認識できたと思いますので、本題の見積書の書き方を紹介しましょう。

以下に紹介するものはあくまでも必要最低限の情報を掲載したテンプレート的な見積書です。こちらを参考にしつつ、工事内容や顧客の要望に合わせて内容を追加・修正して頂けたらと思います。

あくまでも顧客に親切に、分かりやすい見積書を作るように心がけましょう。

さて、リフォームの見積書ですが基本的には

「表紙」 「工事条件」 「工事内訳」

という3部の構成に分かれていることがほとんどです。

それらを細かく見ていきましょう。

表紙

見積書の表紙には工事に関する概要や合計金額などが記載されています。

一目で見てどういったリフォーム工事なのかが分かるように作成することを意識しましょう。

 

①タイトル
何に関する書類なのかを誰が見ても分かるようにします。
「お見積書」や「御見積書」「見積書」などと記載します。

②宛名
施主、つまり顧客の名前を記入します。
個人の場合はもちろんのこと、法人の場合でも省略をせずに正式名称で記載することが必要です。

③見積書の作成日
リフォーム会社側が見積書を作成した日付を記載します。
この日付が見積書の有効期限の目安にもなります。

④管理番号
リフォーム会社が見積書を管理しやすいようにシリアルナンバーを記載します。
ノウハウ・データの蓄積という役割の面でもすぐに見たい見積書を見れるようにしておきます。

⑤金額
リフォーム工事全体にかかる金額を記載します。
税込と税抜の違いも分かりやすく記載して、トラブルを防ぎましょう。
また、改ざん防止のため末尾に「-」をつけるのが一般的です。

⑥工事者名
リフォーム工事をする事業者名や責任者、問い合わせ先などを記載します。
名前の横に印鑑が押されてあるのが望ましいでしょう。

工事条件

工事条件の欄には、リフォーム会社が記載の金額で行う工事の条件等を記載します。

あらゆることを具体的に明確に記載して、顧客と業者との認識のずれやトラブルを未然に防ぎます。

透明性のある見積書の作成は顧客からの信頼感につながります。

 

①支払い条件
工事金額の支払い方法に関する条件です。
「契約時50% 終了時50%」といったように分割で支払うケースの場合はここに記載します。
別に資料を作って「協議の上」と記載する場合もあります。

②工事場所
工事をする場所を記載します。
リフォーム箇所ではなく、具体的な住所を記載します。

③工事内容
どういった内容の工事をするのか記載をします。
できるだけ具体的にすることが大切であり、洗面所・キッチン・テラスなど工事をする箇所も記載が必要です。

当社では打ち合わせシートに基づいて別添資料としてお渡ししています。

④工期
工事の行う期間を記載します。
「約○ヶ月間」や「約◯日間」などと記載するとよいでしょう。

⑤見積もり有効期限
見積書に記載されている金額で契約が可能な期間を記載します。
「提出後〇〇日以内」や「△△年○月×日まで」といった書き方が一般的です。
有効期限を設ける理由としては、顧客の最終判断を促す効果がある点や工事で使用する材料やサービスなどの価格変動の影響を避ける点などが挙げられます。

最後には[その他・備考欄]を作っておいて必要な情報を記載できる余白を作っておくことも大切です。

工事内訳・明細

こちらの項目は、表紙に記載したリフォーム工事にかかる合計金額の内訳を記載します。

工事をするうえでどんなことにいくらお金がかかっているのかを細かく記載します。

カテゴリに分けて書いたり、階層化させたりすることによって、誰にとっても見えやすく分かりやすい内訳表にすることが大切です。

①項目
工事の内容を細かく分け、その種類や場所、使用する部品名などを記載します。

②仕様
項目欄に書かれていることの補足情報を記載します。
例えば使用する部品の型番号や色などです。

③数量
項目の数を記載します。
作業や部品の数を具体的にしておくとよいでしょう。

④単位
部品ならば「個」、工事なら「カ所」といったように項目に書かれているものの単位を記載します。
「一式」とするケースもありますが、具体性に欠けるのでおすすめはしません。
そちらに関しては後述します。

⑤単価
項目1つあたりの価格を記載します。
単価が表現できない場合は空欄でも構いません。

⑥金額
項目の合計金額を記載します。
全ての項目の合計金額も表の最下部に記載することも忘れないようにしましょう。

こちらも備考欄を作っておいて必要に応じて情報を追加できるようにしておきましょう。

ポスティングの効果を高めたい工務店・リフォーム会社の方へ

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見積書作成の注意点・テクニック

お客様の要望に沿ったものにし、内容は具体的に表記していく

見積書の書き方やテンプレートについて理解できても、上述した通りただ何も考えずにテンプレートを真似するだけでは良い見積書を作ることはできません。

そのため、ここで見積書を作成する際の注意点や契約に結びつけるためのちょっとしたテクニックをお伝えします。

①:お客様の要望を反映した見積書にする

見積書は何より、お客様のために作るものです。

お客様が欲しい情報や、あると安心する情報を記載することがとても大切になります。

テンプレートをそのまま使用するのではなく、テンプレートをベースにしながらお客様1人1人の要望を丁寧にヒアリングした結果を反映した、親切で分かりやすい見積書を作るように意識しましょう。

②:「◯◯一式」など簡略化したものはNG

内訳を記載する際に「◯◯一式」など簡略化された表現はなるべく避けましょう。

見積書は可能な限り具体的に、明確に書くことが大切です。

わずかな点でも曖昧な表現をしてしまうと、後のトラブルに繋がってしまったり、会社全体の信頼を損ねたりしかねません。

どうしても簡略化せざるを得ない場合は個別に内訳書を用意して、お客様に理解をしてもらえるように心がけましょう。

③:見積書は先に出した方が有利

よく「見積書は後出しが良い」と言われていますがわたサポのデータ上、明らかに見積書を先に出した方が契約率は高くなります。

そのため、わたさぽホームでは先出しに力を入れております。

きっと、あなたも的確で分かりやすい見積書を作成したうえで先出しすることにより、多くの契約を獲得できることでしょう。

④:現地調査報告書にも力を入れる

見積書だけでなく、現地調査報告書にもしっかりと力を入れて作成することが契約に近づけるテクニックです。

現場の写真を多く入れた報告書を作成し「このような状態になっているから、この工事が必要です。見積もりはこちらになります」と説明できる流れを作ると契約率が上がります。

これにより目の前のお客様だけでなく、ご家族に対しても良い印象を持っていただくことができます。今より多くの契約を取りたいリフォーム会社はぜひとも現地調査報告書も丁寧に作成するようにしましょう。

⑤:見積書作成プログラム・ツールを使う

説明したように見積書や現地調査報告書を作る際には記載する項目が多く、それなりの手間や時間がかかります。

それらの文書作成はExcelなどで一気に作成できるプログラムを組むか見積書作成ツールを使うと良いでしょう。

しかし自社でそういったプログラムを組むのはなかなか大変かと思います。

ちなみに、わたさぽホームでは現地調査報告書や見積書を楽に作ることができるプログラムを組んでいます。必要であればリフォーム会社様のために作ることも可能です。

ご希望であればお問い合わせください。

まとめ

以上がリフォーム工事の見積書の書き方や注意点でした。

最終的にお客様が契約をするかどうかの分岐点は見積書の出来だと言っても過言ではないでしょう。

こちらの記事を参考にして、お客様にとって安心ができる見積書を作るようにしてください。

また、文書の作成だけでなく集客や経営で気になることや疑問などがありましたら、お電話や問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。

わたサポに蓄積されたデータとノウハウを使ってサポートさせていただきます。

それでは、最後までお読み頂きありがとうございました。


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