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リフォーム会社のSNS集客とは?各種SNSの使い方や運用のポイントなど完全解説!

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こんにちは!工務店・リフォーム会社の集客や経営支援をしているわたサポです。

こちらのブログでは工務店・リフォーム会社のWEB集客に役立つ情報を配信しております。

もっと契約を増やしたい!集客力を上げたい!と思っているリフォーム会社の方も多いと思いますが、SNSは利用されていますか?

今やリフォーム会社の集客においてSNSの利用はなかば常識となってきています。ただ、使い方を間違えると効果を発揮できないので、今回はリフォーム会社のSNS集客の基本を解説します。

SNS利用のメリットやデメリットに加えて、各種SNSの特徴や使い方、リフォーム会社がSNSで集客をする際のポイントなども解説します。

この記事を読んで頂ければ、集客のためにSNSを使いこなせるようになり、きっと売上向上に貢献してくれるはずです。

この記事の解説者は…
わたサポ株式会社 代表取締役
渡辺寛士

「より質の高い会社にお客様が自然に集まる世界をつくる」をミッションに掲げ、工務店やリフォーム会社に様々な経営支援や集客のサポートを行っている。2023年から岡山県にて総合リフォーム会社「わたさぽホーム」も運営。

この記事の解説者は…
わたサポ株式会社 代表取締役
渡辺寛士

「より質の高い会社にお客様が自然に集まる世界をつくる」をミッションに掲げ、工務店やリフォーム会社に様々な経営支援や集客のサポートを行っている。2023年から岡山県にて総合リフォーム会社「わたさぽホーム」も運営。

リフォーム業界の現状について

インターネットでの情報収集が3位に浮上し、今後も増える予想。リフォームを検討する顧客層もSNSを利用していることからSNSは効果的であると言える

SNS集客は効果的だからやった方が良い!

と言われることが多いですが、紙のチラシやGoogle広告がメインのリフォーム業界の方にとってはいまいちピンとこない部分もあるかと思います。

なので、まずは統計調査の情報を元に、リフォーム業界の現状について解説しましょう。

こちらを見て頂くと、いかにSNSの利用が重要であるかが理解できるかと思います。

まずは「顧客の流入経路の変化」です。

令和3年度の国土交通省の住宅市場動向調査によれば、情報収集方法は

  • 以前からつきあいのあった業者 36.1%
  • 知人等の紹介で        29.0%
  • インターネットで       9.5%

という結果になっております。

出典:住宅市場動向調査報告書

令和2年度の調査では「折り込み広告」が3位だったのですが、令和3年度に順位が入れ替わり「インターネット」が3位となりました。

今後もますますインターネットから情報を得る顧客の割合が増加すると予想されています。では、インターネットからの情報が増えてきた中で、肝心のSNSの利用者はどれほどいるのでしょうか?

その答えが以下の資料、令和3年度の総務省の通信利用動向調査に記載されています。

この調査によれば、SNSは全年代のうち80%近い人が利用しています。リフォームを検討する顧客層である40.50代もほぼ80%、さらに60代でも70%の人が利用していることが分かります。

出典:令和3年通信利用動向調査の結果

つまりSNSを利用することで、狙いたい顧客に対して情報を届けられることが分かるかと思います。

WEB集客で失敗したくない工務店の方へ

ホームページからの集客が上手くいかない8つの理由をまとめました。ぜひ参考にしてみてください。

工務店がWEB集客やホームページ集客で失敗する8つの理由

リフォーム会社がSNSを利用するメリット

コストがかかることなく利用ができ、情報の拡散の速さがあり、SNSはターゲティングの精度も高い

リフォーム会社がSNS集客に力を入れるべき理由がハッキリしましたので、ここから改めてSNS利用のメリットを整理しましょう!

メリットを理解することができれば、SNS集客により積極的になれるかと思います。

メリット①:コストが低い

各種SNSは基本的には無料でアカウントを作成することができます。

広告費を払うことによってより専門性の高い運用もできますが、一般的な投稿や情報の拡散は初期費用など一切なしで始められます。

広告を掲載すれば費用がかかりますが、自社のSNSを広告塔代わりに使えばコストを省くことも可能です。

フォロワーが多いアカウントをもっていればリーチ数も増えますし、シェアが広がる可能性も高いので効率的な集客を行うことができるでしょう。

忙しさとの兼ね合いもあるでしょうが、運用できるのであれば使わない手はありません。

メリット②:情報が拡散されやすい

SNSの魅力の1つとして、情報の拡散の早さと広範さが挙げられます。

昨今のSNSでは、いわゆる「フォロー・フォロワー」の関係に関わらず「おすすめの投稿」「フォロワーのいいね」などによって情報が拡散されます。

そのシステムにより、多くの人達に情報を届けることができ、潜在顧客の獲得に繋がります。

わたサポのお客様の中には「ホームページを見ないでYou Tube経由でお問い合わせをくれる方が多い」と話してくださる方も多くいます。

見込み客がYou Tubeを閲覧した時におすすめ動画として表示されるのが問い合わせに繋がる理由ですが、実際にリフォーム会社がSNSを使う大きな目的は認知度アップです。

この認知度アップについて考えるのであれば、SNS集客はぴったりの宣伝方法と言えるでしょう。

メリット③:ターゲティングの精度が高い

SNSはターゲティングの精度が高い点もメリットです。

ユーザーの属性や閲覧履歴などの情報がSNS上に蓄積されており、情報を届けたい層にリーチしやすい作りになっています。

また昨今のSNSはアナリティクスも充実しているので、運用の戦略も立てやすいです。売上を伸ばしたいなら数字の根拠が伴った施策が欠かせません。

有料版にすることでさらに知りたい情報も得ることができるので、余裕のあるリフォーム会社はこちらも視野に入れてみても良いと思います。

以上がSNSを利用することのメリットになりますが、集客ルートをSNSメインにするとあまりに偏りが生じてしまう点は注意が必要です。

基本的にチラシなどの紙媒体やGoogle広告を超える成果を出すことは少ないですので、SNSはあくまで補助的に使うことを意識しましょう。

リフォーム会社がSNSを利用するデメリット

結果が出るまでには時間がかかるのと、継続的な投稿は求められてくる。これらができればSNSでの集客は望める。

SNS集客にはデメリットもあります。

そちらもきちんと意識して上手にSNSを使いこなしましょう。

デメリット①:結果が出るまで時間がかかる

SNSで少し投稿をしたからといって、すぐに集客ができるわけではありません。

基本的には会社やサービス内容の認知度をアップさせることが目的なので、SNS集客で結果が出るまでにはそれなりの時間を要します。

そのため顧客からの問い合わせ(CV)の獲得を目指すのであれば有料広告を使った方が圧倒的に早いです。

無料で使いながら問い合わせを増やしたいのであれば、コツコツと投稿を続けて長い目で見た運用を行った方が良いでしょう。

デメリット②:継続的な投稿が必要

SNS集客を成功させるためには、継続的・定期的な投稿が必要です。

たまにしか投稿しないアカウントだと情報の拡散力も低いですし、ユーザーからの印象もよくありません。ですから、せっかくSNSアカウントを作成したのであれば継続的に新しい情報を提供し続けるための努力が必要です。

投稿する内容や写真を考え、実際に運用をするとなるとそれなりのコストや労力がかかります。

可能なら社内でSNS運用チームを作ったり、仕事を分担させたりして効果的なSNSの運用ができる体制を作りましょう。

各種SNSの特徴とリフォーム会社の使い方

InstagramやTwitterといった王道なものから、Facebook、YouTube、Pinterestまであります。特徴を踏まえて使う事が大切

ひとえにSNSといっても日本には多くのサービスが存在します。

ここではその中でも利用者が多く、リフォーム会社が集客に繋げやすいSNSをいくつか紹介します。

さらにリフォーム会社にとっておすすめの使い方もあわせて解説しますので、以下のことを参考にしながら利用を検討してみてください。

Instagram

国内の利用者が3500万人近くいる、みんなご存知の有名SNSです。

写真・動画などのビジュアル情報がメインで、若年層の女性に人気となっています。少し前までは主なユーザーは10〜20代が中心だったのですが、現在は30〜40代やそれ以上の年代のユーザーも多いです。

つまりリフォームを考える顧客層も、Instagramを使っているユーザーが多くいます。

Instagramはビジュアルメインなメディアですのでリフォーム会社との相性がよく、

・リフォーム工事のビフォー・アフターの写真を載せる
・施工の様子をタイムラプス動画的に載せる
・評判の良い施工事例などを載せる

などによって、自社のサービスを存分にアピールすることができます。

また、Instagramのユーザーはハッシュタグで欲しい情報を検索をする傾向があります。

そのためハッシュタグを工夫して見つけてもらいやすくしたり、ハッシュタグを利用したキャンペーンなどを行うとより効果的です。

Twitter

Twitterも国内のユーザーが4500万人を超える誰もが知るSNSです。

140文字以内の文字情報と写真や動画などを投稿することができます。

特徴としては「リアルタイム性が高い」「匿名性が高い」「拡散力がある」といった点がありますが、リフォーム会社の集客にはあまりオススメしていません。

その理由は、リフォームを考える年齢層の利用が少ないから。

ですからリフォーム会社が使うのであれば、将来の見込み客を獲得するために

・現場のレポートを細かく発信する
・リフォームのデザインの写真・動画の投稿
・リフォームの基礎知識やお役立ち情報などを発信する

などが考えられます。

特に3つ目の情報発信をすることで、専門性が高く信頼できる企業だとアピールすることができます。

ツイッターを利用する若い方の親世代はリフォームを行うでしょうから「こんなリフォーム会社があるよ」と子から親へと紹介してくれるケースもあるはずです。定期的かつ継続的に投稿ができるのであれば利用を検討するのも良いでしょう。

また、Twitterの匿名性を活かしてアンケート調査などをすることによって、顧客の本音を聞き出すこともできます。

ある程度のフォロワーと認知度が生まれたらこのような利用方法も考えられます。

Facebook

個人・法人を問わず、世界最大のユーザー数を持つSNSです。

国内では2600万人とTwitterやInstagramよりは利用者が少なめですが、主なユーザーは30代以上が多いのでリフォームを検討する顧客層に届きやすいSNSとなっています。

特徴としては、実名性が高いことが挙げられるでしょう。

Facebookは基本的に実名でアカウント登録をしますので、発信・交換される情報は信頼性が高く、集客へと繋がりやすいです。

このような理由からビジネスシーンでの利用が多く、実際に多くのリフォーム会社が

・展示会・セミナーなどの情報を発信する
・友達登録をしてくれたユーザーに限定の情報をお届けする
・ブログの更新、新着施工事例の掲載などをしてホームページへ誘導する

などを実施するためにFacebookを利用しています。

また、Facebookは有料で広告を掲載することもできます。さらに同じ管理画面からInstagramにも同時に広告を掲載できるので管理がとてもラクです。

細かいターゲティングも管理画面から直感的に設定できるので、効果的な広告運用をしたいリフォーム会社にはオススメと言えます。

広告費を出す余裕がある会社であれば、有料での広告掲載はぜひ視野に入れたいところです。

YouTube

今や生活の一部となっているといっても過言ではないYouTube。

もはや説明不要だと思いますが、動画投稿がメインとなる媒体で圧倒的に視聴者数が多いSNSです。

リフォーム会社の使い方としては

・会社紹介動画
・施工動画
・リフォームに関するお役立ち情報動画

などの作成が考えられます。

また一定の規模の会社であれば、社内の雰囲気を伝える動画を量産することで就職を考えている方からの応募が増えるのもメリットです。

実際に「動画を見て安心して働けそうだと思った」と述べる人が多くいます。

YouTubeは参入のハードルが低く誰でも簡単に始められるのがメリットですが、継続的に良質な動画を投稿しないとファンが離れていってしまいます。したがって集客に活かしたいのであれば、他のSNS以上に地道な努力が必要となるでしょう。

ちなみによく聞かれるのですが、YouTubeは「ホームページを見た見込み客が、動画も見て会社のことを信頼してくれて問い合わせが増える」という流れが基本です。

YouTubeからの集客は難易度が高いため、わたサポではよほど動画集客に自信がない限りオススメしていません。

Pinterest

あまり聞き馴染みのないSNSかもしれませんが、実はリフォームや家づくりを考えている人たちはこちらのPinterestで情報を得ていることが多いと言われています。

とくにリノベーションなど、間取りを変える大きな工事で利用率が高い傾向があるようです。

Pintterestは画像中心のSNSですが、Instagramと違って利用者は自分専用のボードに自分の好きな写真を載せることができます。

そのボードを共有できるため、ユーザーに気に入られた写真は拡散される速度が早いのが特徴です。つまりリフォーム会社からすれば多くの人に情報を届けることができます。

リフォーム会社の使い方としては

・リフォーム事例紹介をキッチンやお風呂場など、場所別に写真を投稿する
・シェアされやすいキャッチーな写真を投稿する

などが考えられます。

コツとしては、見た人がリフォームのイメージを膨らませやすい写真を投稿すると効果が高まるでしょう。

リフォーム会社がSNS集客に取り組むうえでのポイント

ホームページは作り、適切なハッシュタグや文章を心がける事。目的や目標を設定して現場で働く人にフォーカスを当てて積極的に露出していく

最後にSNS集客をする際におさえておきたいポイントを解説します。

ただ漠然とSNSを運用するだけでは集客に繋げることは難しいですので、以下に紹介するポイントをおさえて効果的な使い方を考えましょう。

ポイント①:自社ホームページは必須

最近「集客にホームページはいらない」と謳っている会社が増えています。

LP(ライディングページ)があれば良いと訴求しているようですが、リフォーム会社はたとえLPやSNSをフル活用したとしても、自社のホームページを作って充実させておくことが必要不可欠です。

SNSはあくまで会社の認知を広げ、ホームページを見に来る人を増やす入り口の1つにすぎません。

SNSから直接問い合わせを集めるためにはいくつかの条件が必要です。そのためSNS自体を会社のページ化してしまわないよう、まずはホームページを充実させることを優先させましょう。

ホームページの参考事例をお探しの方へ

ホームページの参考デザインになる20の事例をまとめました。ぜひ参考にしてみてください。

リフォーム会社のホームページ | デザイン参考事例20選

ポイント②:タイトル・文章・ハッシュタグなどを工夫する

SNS集客を効果的に行うためには、ある程度ツボを押さえた運用が必要です。

SNSは誰でも無料で利用できることもあり、あらゆる個人や法人が見込み客から注目してもらうためにしのぎを削っています。当然、こちらも対抗しないと埋もれていくだけです。

自社の発信する情報がライバル他社の情報に埋もれないためにも、

・タイトル→目を引く文言にする、簡潔に内容が伝わるようにする
・文章や写真→分かりやすくする、統一感を出す、専門性の高い内容にする
・ハッシュタグ→独自のハッシュタグを作る、検索しやすいハッシュタグにする

などの工夫が必要となります。

このような工夫がSNS集客では必須ですが、逆に言えば工夫次第で多くのフォロワーを集めることができるでしょう。

ポイント③:目的・目標を設定する

SNS集客に限った話ではないのですが、目標や目的を設定することもとても大切なポイントです。

なぜなら、目標や目的があることによって、それらを達成するための具体的な手段を選ぶことができるからです。例えば「フォロワー〇〇人」や「お問い合わせ獲得〇〇人」といったように具体的な目標があると対策を立てやすくなります。

このような目標や目的を設定することで、SNS集客の方向性やターゲティングの設定などに具体性が生まれ、より効果的に活用することができるようになります。

ポイント④:現場で働く人を積極的に露出する

リフォーム会社がSNS集客をする際には「社内の人を露出する」ことが重要なポイントになります。

その理由は現場の写真を入れながら工事の様子を掲載したり、社内で働いている職人やスタッフを公開したりすることで、会社全体の信頼感アップに繋がるからです。

リフォームを考えている見込み客が欲しい情報は「施工事例」と「会社の信頼感」です。

たとえどんなに実績があるリフォーム会社でも、施工事例が掲載されていなければ見込み客も安心できません。また社員や職人の顔が見えないと「どんな人が来るのだろう?」と不安になってしまいます。

そのためSNS上でも可能な限り、積極的に自社のサービスや職員を紹介していきましょう!

まとめ

リフォーム会社にとってSNS集客は短時間で効果がでるものではありません。

ですが、今後利用者がどんどん増えることを考えると、目標が大きい会社にとっては必須と言える集客ツールになってきています。ぜひ、今回の記事で書かせていただいた内容を実践して、効果的なSNS運用を目指してください。

もし分からないことやより深く知りたいことがあれば、お気軽にわたサポにお問い合わせ頂ければと思います。

SNS集客のみならず、リフォーム会社や工務店の皆さまがより多くの顧客を獲得できるためのお手伝いをあらゆる角度で行っていますので皆さまのお力になれれば幸いです。

それでは、最後までお読み頂きありがとうございました。




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