強力な差別化をはかる方法の1つがこれ
差別化が難しいなら
圧倒的なUSPがほしい。他社と差別化したい。
そんな考えから「うちの差別化要因ってなんだろう?」と日々考えている社長は多いと思います。
というか、ビジネスは本質的に差異を求めるところがあるし、さらに市場が成長期でもない新築・リフォームで他社のことをまったく気にしていないなら「経営者としてどうなの?」というレベル。
差別化についての教えはいろいろありますが、僕は基本的に「他社が真似できるなら、それは真の差別化ではない」と考えています。
でも、差別化はマーケティングの中でも奥が深いので、完ぺきなものを自社で見つけるのは難しい。
そんなときは、こんなやり方もあります。
「ちょっといい」の数を増やす
単純なやり方ですが、自社のライバルとなる会社よりも「ちょっと優れている」要素を積み重ねていくと、それだけで強力な差別化になります。たとえば
✓提案書が他社より丁寧
✓他社より安く仕入れができる
✓顧客に定期的に連絡をとってフォローしている
✓自社職人の数が他社より多い
✓他社が使えない素材が使える
などなど。これらは他社からみれば、1つ1つは「面倒だけど、真似しようと思えばできる」レベルです。顧客にとって契約の決め手になることもないでしょう。でも、これらが全てホームページに自社の特徴として掲載されていれば、僕がお客なら「トータルで見れば、かなり魅力的な会社だな」と感じます。
レーダーチャートで言えばこんな感じ。飛び抜けたものはないけど、総合点が高い会社ですね。
さらに、「ちょっと優れているもの」は積み重ねていくと、他社にとって全て真似するのは「面倒くせぇ!」と感じるレベルになります。
7つ、8つと自社より優れている要素があれば、会社の格だって実態より上に感じるものです。
なので、そもそも太刀打ちできない会社だと思ってくれることもあります。
「面倒」はチャンスの塊
僕は差別化要因を「つくる」のは嫌いです。なぜなら、作れるということは他社も真似できるから。
だけど、それが「実行するのが面倒なこと」であるなら、積極的に取り入れるべきだと思います。
だって、単純に他社もやらないから。
先週のメルマガでも書きましたが、ビジネスは掛け算です。
なので、他社より10点でも優れている強みでも、10個あれば100点の違いになります。
その1つ1つが「実行が面倒なこと」なら、他社が追いつくのは限りなく難しい。ということは、勝ちも見えてくる。
「よく分からないけど儲かってるんです」という会社は、案外こういう「総合点の高さが最大の差別化」になってるパターンが多いです。
今日の話は、マジで実践すれば間違いなく強い会社になることはあなたも分かっていると思います。
ただ断言しますが、100社あっても実際に行動するのは1社あるかどうかです。
そして、本当に自力のある会社はこういうところで違いを生み出しています。
ここまで読んで「言ってることはわかるけど、面倒くせぇなぁ」と思ったなら、それは他社にとっても高いハードルです。
会社を飛躍させる大チャンス!と捉えてもらえると嬉しいですね。
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