新店舗の成功に必要なもの
渡辺です。
前期のNo.1メソッド実践講座に参加してくれた塗装会社が、週末に2店舗目をオープンします。
気になるので、同じ講座に参加してくれた東京・大阪の塗装会社の社長と、オープン前に見学に行ってきました。
勝てる条件は揃っているけど…
見学して感じたのは、
「露出方法などは調整が必要だけど、勝てる材料は揃っている」ということ。
- 出店したのは数千世帯の住宅が密集している、マンモス団地のど真ん中
- 1つ1つの家のサイズが大きく、単価があがりそう
- ほとんどがハウスメーカーの家なので対抗しやすい
- 団地内に自社で塗装したお客が10件以上いる
これだけでも良い材料ですが、この団地は外から引っ越してきた人ばかりが住んでいて、地元民が少ない。
なので強力なライバルとなる、付き合いの深い業者がいない。
もちろん、その分だけ訪販が多く来るので、警戒心が強いのは気になります。でも、逆に言えば信頼さえ勝ち取れば、一人勝ちできる可能性もあるでしょう。
「これなら勝負できる!」と僕は感じました。
きっと、一緒に行ったお二人も同じように感じたことと思います。
新規事業にはエネルギーが必要
ただ、その後の会食ではダメ出しが多く出ました。
その内容は、主にマインドセットに関するものです。
基本的に、新しいことをやる時には莫大なエネルギーが必要です。
だから、退路を絶って、失敗=破産、くらいの危機感を持っている人のほうが成功しやすいのも事実。
それくらい「覚悟」をもってスタートすれば、すぐに、その人が過去に経験していない事ばかり起きるようになります。
振り返る暇もないくらい、現実がどんどん変わる。そして、キャッシュも動く。
だから充実感があるし、ワクワクするし、それ以上に面白い!となる。
…なんて偉そうに言ってますが、僕の場合は、最初はワクワク感より「怖い怖い怖い…」という気持ちのほうが10倍も20倍も強いです(笑)。
でも、そこを乗り越えて勝負をかけたら、すぐに「あ、これ、もう元に戻れんわ」と感じる場面がくる。
そうなると、強制的に腹をくくることになります。
すると、まるでご褒美のように、さっき述べた楽しさや充実感がやってくるんです。
ちなみに、ちょうど今も、うちは3つの新しいことに挑戦しています。
2つは過去最大級のキャッシュが必要で、もう1つは、失敗して赤字になっても、お客のことを考えたらストップできない事業です。
もちろん、怖さも過去最大級(笑)。
独立した頃より怖くて、始める前はずっと睡眠不足でした。
でも、これらは「工事品質の高い会社にお客が集まる世界をつくる」という目標を叶えるためには、どうしても必要なことです。
だから、思い切って投資したし、お客もつけた。
その結果、「もう戻れない」ところまで来たので、今は腹をくくってガムシャラに働いています。
厳しい意見を言ってくれる人は貴重
誰だって、リスクをとって新しい事業を始めるのは怖いです。
だから「成功させる意外に道はない」と、退路を絶って取り組まないとダメ。
これができない人は、成果が出ないまま、踏ん切りがつかずにダラダラ続けてしまいます。
見学させてもらった社長に対しても「このままじゃ危ないな」という危機感を皆が覚えたのでしょう。
だから、ダメ出しも、この話に関することが多くでていました。
とはいえ、彼にとっては、今後のことよりも新店舗を出す決断のほうが何倍も苦しかったはずです。
それを思えば、後は腹さえくくれば、問題なく進んでいくだろうな…とも思います。
…それにしても、出店の決断を後押しし、何の得もないのに現地まで来てアドバイスしてくれ、厳しいこともいってくれる。
しかも、同じ塗装会社だから意見が的確。
こういう仲間の存在って、本当に大きいですね。
僕には大工知識がないので「この壁を取っ払って、こういう間取りにしたほうが良い」なんて言えません。
なので、トータルのサポートの質を高めるためにも、こういう出会いの場をもっと増やしていきたいな…と感じた見学会でした。
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