渡辺寛士公式ブログ

こんにちは。工務店・リフォーム会社の集客を支援しているわたサポです。

今回はホームページを作り変えなくても集客力をアップできる方法について解説していきます。

同じ内容を動画で解説していますので、動画のほうが見やすいという方はこちらからご覧ください。

リフォーム会社はホームページの見た目を変えたら集客できる？

わたサポにお問合せいただくお客様の中には「ホームページを作り変えたい」「ウェブで集客したい」という方が多くいらっしゃいます。

しかし、よくお話を聞いてみると、大幅にホームページを作り変えなくても、今あるホームページに修正を加える程度で十分改善できるという結論に至る場合が多いです。

その理由について解説しますので、よければ参考にしてみてください。

リフォーム会社のHPはデザインが良いほうが売れる…？

見た目が気に入らない、見た目を変えたいという理由でホームページを変えたいという経営者の方は多いです。

しかし、見た目がおしゃれになったからといって集客できるかと言うとそうでもありません。年商で3億円以上になると数年に1度ホームページを作り変える会社も増えてきますが、これには以下の理由が絡んでいます。

ホームページにもトレンドがある

ホームページは4年に1度の周期でデザインのトレンドが変わります。

たとえば数年前は両サイドにたくさんバナーがあるホームページがトレンドで多く作られていましたが、最近のホームページでは両サイドにバナーのないホームページの方が多くなっています。

ですが、このようなトレンドに則ったからといって集客力が強化されるわけではありません。

ですから集客数を伸ばしたいのであればトレンドに則ったホームページを作る必要はないと僕は考えています。

内容が良ければ使い倒したほうが良い

むしろ、今のホームページが新築やリフォームの集客に役立っている良い内容なのであれば、今のホームページを使い倒すことをおすすめします。

ちなみに、これはチラシも同じで、今のデザインで集客をしっかりとできているなら絶対に使い倒した方が良いです。

ホームページを作り変えずにリフォーム集客できるケース①

さて、本題に入ってホームページを作り変えずに集客できる3つのケースについて解説します。

1つ目は状況に合わせてページを追加したり編集したりできるケースです。

状況にあわせてページを追加・編集する

例えば「コロナ禍への対策としてオンライン対応ができる」「資材高騰によって生じた値上げ」「新しいスタッフの紹介」などは、ページを追加したり編集するだけで十分対応できます。

上記のような少しの変化で、会社のホームページを作り変えてしまうのは非常にもったいないです。

このレベルの変更であれば、僕はお客様にホームページのリニューアルをオススメすることはありません。

上記を絡めて「会社が発信するメッセージが大きく変わった」という場合は作り替える場合もありますが、基本的にはホームページを編集・追加する程度で対応できています。

発信するメッセージの一例は以下のようなものですね。

• 扱う素材（自然素材や高耐久の塗料を使うなど）が変わることにより、会社の強みが変わった場合
• 戦略が変わる場合（安売りをやめて適正価格での販売など）

上記のように強みや戦略が変わったとしても、元々のホームページの質が良ければ少しの修正で十分対応できるケースが多いです。そのため当社では費用を抑えるためにも、1から作り替える提案はしないようにしています。

ホームページを作り変えずにリフォーム集客できるケース②

1つ目のように、掲載したい内容が少し変わっただけでホームページを作り変えるリフォーム会社は意外に多いです。

ですから注意して頂きたいポイントとして真っ先に挙げさせていただきましたが、ホームページを作り変えずにリフォームの集客ができるケースは他にもあります。

 見込客に人気のコンテンツだけで対応できる場合

2つ目は、見込み客に人気のコンテンツだけで対応できる場合です。見込客に人気のコンテンツとは、見込客がよく閲覧しているコンテンツのことを指します。

具体的には、施工事例やブログ、スタッフ紹介などですね。これらはどの会社のホームページでも比較的よく見込客に閲覧されています。

集客強化のためにホームページを作り変えたいなら、まずはこれらのコンテンツを確認するのがオススメです。そして、もし更新が全くされていないようなら、まずはしっかりと更新できるように会社の体制を整えるようにした方が良いと思います。

また、これらの人気のコンテンツが既にホームページにあるのに、すぐに見つけられないような位置にある場合は「グローバルナビ」に反映させることをオススメします。

なぜなら、そうすることで見込客がホームページを訪問してすぐにクリックできるようになるからです。これだけでも集客力が強化されます。

ホームページを作り変えずにリフォーム集客できるケース③

掲載したい内容が少し変わっただけでホームページを作り変えない。

リフォームを検討している見込客に人気のコンテンツで対応できる場合も、ホームページは作り変えない。

この2つは非常に大事なのですが、最後にもう１つ、作り変えなくても対応できるケースをご紹介しておきます。

自社の強みやUSPが明らかにな場合

自社の強みやUSPが明らかな場合とは、どのような状態を指すのか。

僕は「他にもたくさんのリフォーム会社がある中で、なぜ自分の会社を選んでもらえるのか？その決め手となる要素が明らかになっている場合」と考えています。

もしこの要素がホームページに反映されていない場合は、作り変えずにページを追加してアピールするだけでも工務店やリフォーム会社が集客力を強化することができます。

“初めての方へ”や“選ばれる理由”などを追加することで訴求力があがる

自社の強みやUSPが具体的に明らかになっているのであれば、「初めての方へ」や「選ばれる理由」の2つの項目に反映すると、より訴求力をアップできます。

ちなみにUSPは「Unique Selling Proposition」の略で、自社の商品やサービスが持っている独自の強みを意味するマーケティング用語です。

集客力があるリフォーム会社のホームページ実例

実際にわたサポでホームページを作った明彩工業様では、代表挨拶でこれまでの経歴からさまざまな実績があり、それによって「選ばれる7つの理由」があるとホームページに明記しています。

このような書き方をすると、他社には真似できない強みである「選ばれる理由」の数が多ければ多いほど、見込客からすれば他社よりも際立って見えるようになります。

あなたも同じように書くことで集客力の強化に繋げることが出来るでしょう。

注意！強みは自分の頭で考えてはダメ

ここで1つ注意点があります。

自社の強みやUSPは自分の頭だけで考えてはいけません。

自分たちが思うお客様に評価されている部分と、実際にお客様が「ここがよかった」と感じている部分が全く違うことはよくあります。

例えば、ある外壁塗装会社の場合ですと、「高耐久の塗料を使っている」という点が、お客様に評価されていると考えていました。しかし実際にお客様にヒアリングを繰り返していくと「社長の人柄がよかったから」という回答が圧倒的に多かった…という事例があります。

実際に会社で考えている売りとお客様が考えている売りにズレがあるケースは本当に多いですので、絶対に自分の頭だけでは考えないようにして、お客様にしっかりとヒアリングを実施するようにしてください。

ヒアリングから得たお客様からの回答は、そのまま自社の強みになっていきます。これらをホームページでしっかりと公開してアピールして作り込んでいくことで、とても良い内容のホームページが完成するはずです。

まとめ

ホームページのリニューアルを検討しているお客様は多くいますが、よくお話を聞いているとそんな大きく作り替える必要がない場合が多くあります。

ホームページを作り変えるには予算もかかるので、作り替えるかどうかは一度問い合わせフォームからご相談いただけたらと思います。

うちもお客様にはよくヒアリングを行っていますが「とにかく正直」という回答が多いですので、率直な意見をお伝えできると思います。

このような記事だけでなく、当社では工務店やリフォーム会社に役立つ情報やサービスを多数お届けしています。

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