年商を伸ばすための3つの質問
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■まるでアルバイトのような社長
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先日、同業者でオンライン飲み会をしたときのこと。
ある方の
「成果がでない社長って、動き方がアルバイトみたいですよね」
という話がストーンと腹落ちしました。
仕事をころころ変えて、いろんな業務経験のあるアルバイト君。
様々な仕事をしてきたので、知識だけは豊富。
だけど、どれも究めていないし、勤続年数も短いから収入が上がらない。
上手くいかない社長もこれと同じです。
教材やセミナーで,大量の情報を仕入れてくるけど、実行していないか、ちょっと試して上手く行かなければ諦める。
改善を繰り返すこともないから、次に活かすためのデータもたまらない。
改善中に年商を伸ばすきっかけが多く見つかることも知らないので、
「もっと良い集客方法はないか?」
とさまよい歩いてばかりいる。
逆に、伸びている社長は1つのことを深く掘り下げて考えている。
数字のとり方1つとっても、伸びない社長からすると引くぐらい細かい。
だから、勤続年数の長い正社員のように収入があがっていく…。
まさにその通りだと思います。
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■年商を伸ばすための3つの質問
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いくら集客のテクニックを学んでも、これら実行できないと結果はアルバイト君と同じです。
なので、せっかく学んできた内容を活かすために、次の「3つの質問」をぜひ活用してほしいと思います。
①年商アップために必要なものは何?
この質問に答えられるなら、
あなたの問題は戦術レベルで解決できます。
だから、後は行動するだけでOK!
答えがわからなければ戦略を学ぶ必要ありです。
②過去1年で、年商アップに直結する行動をいくつ実行できた?
経験上、ほとんどの社長がここで
「あれ?全然行動できてないじゃん!」と気づきます(笑)
僕らは意識しないと、たいていは目の前の「すぐに処理すべき仕事」に忙殺されます。
逆に年商を伸ばす社長は「7つ習慣」さながらに
「緊急の仕事じゃないけど、年商アップのために重要な仕事」
を優先しています。
ちなみに
「行動できているにも関わらず、結果が出ていない」
という場合は、戦略を変える必要があるか、アルバイト君のように深くやり切れていないかのどちらかです。
③重要な仕事を確実にこなすために、何を変えるべき?
売上アップに必要な行動をとる。
そのための選択肢は
「自分でやる」
「お金を払って他人にやってもらう」
この2つしかありません。
そして、結果が出ない人はだいたいここで判断を間違えます。
どういうことかと言うと、「お金がいくらかかるか」ばかり見て、「時間がどれだけかかるか」「どれだけの効果が見込めるか」を無視するんです。
結果を出す人は
「投資額に対して、どれだけのリターンを見込めるか」
ということに加えて、
「自分の時間をいくら使うのか」も一緒に考えています。
例えば
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A、社長が自ら実行する場合。
最も安く感じるが、社長の時給が1万円なら100時間かかれば投資額は100万円。
B、70万円かけ、安い業者に依頼。
クオリティはイマイチだが、質は自分でやるより良い。
C、120万円で高額な業者に依頼。
実績は十分で、もっとも期待できそう。
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A~Cのうち、
どれが正解かはその時々で変わるでしょう。
でも、できる社長の判断基準はいつも同じ。
「この中で、実行後に利益が一番大きく残りそうなのはどれ?」
ということだけを考えています。
…もう一度いいます。
結果がでない人は、「お金がいくらかかるか」に着目します。
ですが「時間がどれだけかかるか」「どれだけの効果が見込めるか」は無視しがちです。
逆に、結果をだす人は
「この中で、実行後に利益が一番大きく残りそうなのはどれ?」
と考えています。
お金をかけるのが怖い気持ちは、誰もが同じ。
でも、そこに囚われると、大事な判断を間違えるので注意してください。
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■当たり前の判断基準を変えよう
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できる社長は、そうでない社長と比べて「当たり前の基準」が違うとよく言われます。
今回の判断基準もその1つ。
広告費なんかもそうですが、「コストは安いほうがいい」という考えを信じていると、いつまで経っても儲かりません。
そのあたりが少しでも伝わっているなら嬉しいです。
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