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SEO対策でリフォーム会社・工務店が問い合わせを集める方法③

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こんにちは。工務店・リフォーム会社の集客や経営支援をしているわたサポです。
今回も工務店やリフォーム会社が集客目的でSEO対策を行う方法について解説していきます。

この記事の監修者は…
わたサポ株式会社 代表取締役
渡辺寛士

「より質の高い会社にお客様が自然に集まる世界をつくる」をミッションに掲げ、工務店やリフォーム会社に様々な経営支援や集客のサポートを行っている。2023年から岡山県にて総合リフォーム会社「わたさぽホーム」も運営。

この記事の監修者は…
わたサポ株式会社 代表取締役
渡辺寛士

現代社会において、SEO対策を意識して自社サイトをアピールすること、集客をすることはとても重要です。
しかしながらSEO対策はいずれも専門用語が多く、理解するのに多くの時間と労力を要するかと思います。

そんな皆様のお力になれるように、できるだけ噛み砕いた表現で誰しもが理解できるように解説していきます。

こちらの記事を読んで頂き、多くの工務店・リフォーム会社の業績が右肩上がりになることを切に願います。

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SEO対策でリフォーム会社・工務店が問い合わせを集める方法②

内部対策と外部対策の違い

テクニカルSEOやコンテンツSEOといった内部対策を徹底することが外部対策の極意であり、工務店・リフォームの目的を達成することが見込める

具体的なSEO対策を紹介する前に、SEO対策の分類について知っておきましょう。

自分がどんな種類の施策をしているかを自覚することによって、その目的と行動が最適化されます。

SEO対策は大きく分けて2つ

「内部対策」「外部対策」です。

さらに「内部対策」のより深いところで「コンテンツSEO」「テクニカルSEO」に分類されます。

「内部対策」とは主に自分のサイト内のコンテンツや見出し、タグなどを調整・最適化することです。

前回の記事で解説したように、GoogleではクローラーというAIがWeb上を巡回することによってサイトの情報を集めて、評価を下しています。

そのクローラーに見つけてもらいやすいように、また高い評価をもらえるようにするのが内部対策の目的の1つです。これを「テクニカルSEO」と呼びます。

また、Googleからの評価だけでなく、サイトを訪れたユーザーにとって読みやすく有益なコンテンツを作ることも内部対策の1つと言えるでしょう。こちらは「コンテンツSEO」と呼ばれています。

一方「外部対策」は自分のサイト外での対策です。

主な施策としては、被リンクの獲得やサイテーション(他サイトに自社情報を記載してもらう等)になります。

信用度の高いサイトで自分のサイトのリンクが貼られていると検索順位は上がるとされています。

ただ、結局はコンテンツの内容や質の高さが被リンク獲得に繋がるので
「内部対策を徹底して信頼を得ること」が外部対策の極意と言えるかもしれません。

工務店・リフォーム会社の皆さんの目的は

「サイト流入を増やしてCV(問い合わせ)を多く獲得する」

ことだと思います。

その為にはどんな種類の施策をするべきか、そしてその施策をしたことによってどのような変化があったのか、これを考えて検証することを忘れてはいけません。

SEO対策、という漠然とした枠で捉えるのではなく、どんな目的で誰に働きかけているのかを改めて考えてみましょう。

リフォーム会社・工務店がSEO対策で検索表示順位を上げる具体的な方法vol.2

SEO対策にどのような種類があるかを学んだところで、vol.1に引き続き、今回も具体的な方法をお伝えしましょう。

Vol.1でも基礎的なSEO対策について紹介しておりますので、まだご覧になられていない方はこちらからどうぞ。

SEO対策でリフォーム会社・工務店が問い合わせを集める方法

以下に紹介する方法が、先程解説した分類のどれにあたるのかを考えながら読むとより有益でSEO対策への理解も深まるかと思います。

では参りましょう。

 1.YMYLを考える

正しい情報と信頼度の高いYMYLジャンルのコンテンツ・サイトを作ることでGoogleが高く評価をしてくれ、検索順位を上げることができる

YMYLとは「Your Money or Your Life」の頭文字をとった言葉であり
「今後の人生における幸福・経済的な安定・健康など、あらゆる人々の安全や生命に影響を与えるテーマを扱うコンテンツ・サイト」
のことです。

もう少し分かりやすく言うと

「保険」「医療・薬」「法律」「公式メディアのニュース」

などはYMYLにあたり

「勉強」「ファッション」「エンタメ」

などはYMYLのジャンルではないとされています。

YMYLは誤情報が掲載されているとユーザーに与える影響が大きいので、
GoogleはYMYLを扱うサイトへの評価基準を厳しく設定しています。

ただその反面、
正しい情報と信頼度の高いYMYLジャンルのコンテンツ・サイトを作ることができればGoogleは高く評価をしてくれるということです。

リフォーム会社・工務店とYMYLの関連性

では、リフォーム会社・工務店の皆様はどのようにYMYLと関連付けていくと良いでしょうか?

答えは無数にあるかとは思いますが

「住宅ローンを組む」「リセールバリューを考える」などは「財産」というYMYLに関わる内容でしょう。

また、リフォーム会社・工務店が扱う仕事は

「生活スタイルの変化など人生の大きな決定と関係している」

と言うこともできます。もしYMYLを扱うのであればEATも意識することが大切です。

YMYLは信頼を損なうと厳しい評価をされてしまう諸刃の剣ではありますが、上手く活用することで大きく検索順位を上げることができるでしょう。

2.内部リンクを貼る

ユーザー目線に立ち、内部リンクを貼る事で、分かりやすく親切なサイト作りができ結果に繋がる

内部リンクとは
「自分のWebサイト内のページ同士を繋ぐリンク」
のことです。

先程この章の冒頭でvol1へのリンクがあったかと思いますが、そちらが内部リンクになります。

内部リンクが最適化されることによって、クローリングされやすくなり、検索エンジンにインデックスされやすいサイトになります。さらにユーザーにとっても分かりやすく親切なサイト作りをすることができますから、そういったサイトはGoogleから評価され、結果的に検索順位が上がります。

ただ、無闇に内部リンクを貼るだけでは逆に評価が低くなってしまうのでお気をつけ下さい。

ポイントは

・関連性の高いリンクを貼ること
・リンクを貼る必然性があること
・リンクを貼るページもリンク先のページも質の高いコンテンツであること

です。

AIを騙そうとせずに、ユーザー目線を絶対に忘れないようにしましょう。

3.動画SEO

適材適所に質の良い動画を添付することで、検索からサイトへ誘導でき、読みやすさが上がり被リンク獲得の機会が格段に増える

ここ最近のコンテンツサイトでは、文章や画像だけでなく、動画が添付されているケースも多くあります。

動画の添付は検索順位とは直接的な因果関係は無いとされていますが、間接的にサイトアクセス数を増やし、結果として検索順位に影響すると言われています。

動画添付をすることによる大きなメリットは3つ

1.動画検索からのサイト流入
2.読みやすさの向上
3.被リンクの獲得率上昇

です。

1.に関しては、皆様も経験があるかもしれません。
調べたい事柄について検索をしていて、ヒットした動画を見る流れでリンク元のサイトを訪れる。

このフローは工務店やリフォーム会社にとって現実的かつ効果的な顧客獲得方法です。特にYoutubeは今やあらゆる人の生活に密接な媒体となっておりますので、動画コンテンツに力を入れることで、間接的にサイトへの流入を増やすことができるでしょう。

2.はリフォーム会社・工務店の方々にとってとても大きな効果を期待することができます。リフォーム会社・工務店への問い合わせを検討するユーザーにとって、施工事例や施工後のイメージはとても気になる大切な要素です。

自社の魅力を十二分に伝える為に画像の添付だけではなく、動画もサイト内に載せることで信頼度が増してくることは想像に難くないと思います。

3.に関しては、2.からの影響と考えて良いでしょう。

信頼できるサイト、質の高いコンテンツほど被リンク獲得の機会が格段に増えます。ですから適切な箇所に、質の良い動画を添付することにより、ユーザーにとって親切なサイト設計にすることが可能です。

ぜひこの機会に動画の活用も検討されてはいかがでしょうか?

4.タグ設定

コンテンツの文章と、タイトルタグ・hタグ・meta descriptionタグの3つを意識してSEO対策に取り組む

SEO対策においてHTMLのタグ設定はとても重要な要素です。

タグ設定を最適化することは、ユーザーのクリック率に影響するだけでなく、クローリングにも大きな効果を発揮します。ただ、ひとえに「タグ設定」と言ってもなんだか難しそう…と思ってしまいますよね….。

それもそのはず。HTMLのタグは100個以上の種類があり、それらはすべて記号と英語と数字の羅列で構成されています。

HTMLとはWeb上にテキストを表示させるためのマークアップ言語であり、ある程度の専門知識がないと理解することができません。

そこで今回は数あるタグ設定の中から、
SEO対策において重要かつ単純なタグ設定を3つ紹介致します。

今回はそれらを実践して頂き、より興味があれば深淵なるHTMLの世界を学んでみるのが良いかと思います。

タイトル(title)タグ

titleタグとはページのタイトルを設定するタグのことです。
titleタグで設定されたものは以下のように表示されます

SEO対策ではtitleタグの設定が大事

<title>タイトルにしたい文章</title>

というHTMLで構成されています。titleタグで気をつけたいポイントは4つです。

・タイトルの前半に狙いたいキーワードを入れる
・コンテンツの内容が想像できるタイトルにする
・文字数は30文字以内にする
・コンテンツ内に同じタイトルを作らない

まずはこれらを意識してタイトルを考えてみて下さい。

タイトルとクリック率には大きな因果関係があります。
効果的で興味を引くようなタイトルにしましょう。

hタグ

hタグとは見出しのこと。
今読んでいただいている↑の「hタグ」の項目は<h5>タグによって構成されています。

hタグを使うことによって、本の目次と同じようにページの階層化ができ、Googleのクローラーにとっても、読者にとってもリーダビリティ(読みやすさ)が高まります。

注意すべき点としては

・順番をテレコにしないこと
・キーワードを意識すること

この2つが挙げられます。

<h1> <h3> <h2> <h3> <h1>
といった順序だと、階層化が複雑になる上、表示されているテキストに統一感が生まれません。
<h1>
<h2> <h3>
<h2> <h3> <h3>

といったように、階段のような構造にすると読みやすいコンテンツとなるでしょう。また、クローラーはhタグの文章もクローリングしていますので、見出しにも狙いたいキーワードを入れるとSEOの効果は高まります。

とても単純なことなのですが、かなり大切なことです。

meta descriptionタグ

meta descriptionタグとは、以下のようにタイトルの下にページの内容文を表示するタグのことです。
俗に言う「ディスクリプション」です。

SEO対策ではmeta descriptionタグの設定も大切

こちらの内容もクリック率に大きく影響しますので疎かにしてはなりません。

・狙いたいキーワードを文中に入れる
・ユーザーが読んでくれることを前提に興味を引く文章にする
・数字やメリットなどを書いて具体的にする

などの工夫をすることができます。

以上の3つのタグ設定は高度の技術や専門的知識は不要で、
一般的にコンテンツ作成に使われているWordPress内で簡単に設定することができます。

コンテンツの文章だけでなくこれらの点も意識してSEO対策に取り組んでみましょう!

 5.被リンク

良質なコンテンツを作り質を高めることで、被リンク獲得が見込めるようになる

外部対策の代表例として挙げられる被リンクもSEO対策においてとても重要です。

被リンクとは、自分のサイト以外のサイト内にて自分のサイトのリンクを貼られることであり、ユーザーの信頼度の高いサイトや自治体の公式サイトなどに被リンクをされるとGoogleの評価は高くなります。

では、どうすれば被リンクを獲得できるのか?

Vol1からここまで読んで下さった皆様ならもうお分かりになりますよね。

それは

コンテンツの質を高めること。

これに尽きます。

特に、EATに力を入れることが具体的な対策と言えるかもしれません。

また、この記事で説明したYMYL関連の記事で評価されることも被リンク獲得に貢献してくれるでしょう。被リンクは自分達の力では及ばない影響の輪の外側にあります。自分たちで意図的に数を増やすことはできません。

※「被リンクを増やします」と謳うサービスはGoogleのガイドライン違反になることが大半ですから絶対にやめましょう!

なので、自分の力の影響の輪の中でできること、つまり、徹底して良質なコンテンツ作りをすることで被リンクの獲得を目指しましょう。ちなみに、自分のサイトやページが被リンクされているかどうかを簡単にチェックできるツールは無数にあります。

以下は一例ですが、この機会に調べてみましょう。

Lynx

NEILPATEL

 6.SNSの利用

拡散力とユーザー数の多さのあるSNSを並行して展開していく事で、認知を拡大し潜在顧客を獲得できる場合がある

SNSの活用はSEOと直接的な関係はありません。

しかし、間接的にサイト流入率を上げ、CV獲得へ繋げることができます。

現代社会においては、SNSを閲覧する行為は一般の方々の中で当たり前の行為になっていると言って良いでしょう。

半ば習慣化しているその行為の隙間に自分達のコンテンツを入り込ませる。このようにSNSを活用することで、地道ながらも認知を拡大していって、潜在顧客の獲得に繋げられる可能性もあります。

SNSの魅力はなんといってもその拡散力とユーザー数の多さです。

目を引く投稿、サイト流入を促す投稿などをして、多くの人々に認知してもらいましょう。特に

・Instagram
・Twitter
・YouTube

この3つはユーザーが多く、リフォーム会社・工務店とも相性が良いと言えます。

もちろん、いずれも効果の即効性は低く、地道な努力が必要です。

コンテンツ制作と並行して、SNSにも展開していきましょう。

 

工務店やリフォーム会社のSEO対策では更新頻度も重要

更新頻度を高めることが、サイトの質を高める近道になり、CV(問い合わせ)獲得、集客のチャンスが増える

以上、あらゆる具体的なSEO対策について解説してきましたが、最後に重要な点を1つお伝えします。

それは

SEO対策をしたいなら、難しいことは考えず更新頻度を上げる!

ということです。

元も子もないようなことを言ってしまいましたが、これはとても大切なことです。

更新頻度が高まることで、ユーザーの目にふれる可能性の分母が大きくなります。つまり、CV(問い合わせ)獲得、集客のチャンスが増えるということです。

もちろん質の低いコンテンツを量産していてはGoogleの評価は下がってしまいます。

しかし「習うより慣れろ」の精神で学びながら走り続けることがサイトの質を高める近道と言えるでしょう。わたサポも多くの記事を書きながら色々学んできましたが、

「このコンテンツは質が低いな」
「この記事を書いた時はなんでこんな事に気づいてなかったんだろう」

そう思うことがあれば、リライト(書き直し)をすればOKです。

工務店・リフォーム会社が質の高い記事を書くコツについては以下のページに解説がありますので、こちらもチェックしてみて下さい。

■リフォーム集客で失敗しないブログ活用法

まとめ

以上、3回に渡りSEO対策の具体的な方法について解説してまいりました。

いかがでしたでしょうか。

ここまで読んで下さった方は、SEOの基礎的知識が身についているかと思います。

しかし、これまで紹介したのは奥深いSEO対策の世界の中のほんの一部であり、その一部でもさわりの部分です。

今後もこちらのブログにてより高次なSEO対策について解説致しますので、是非ともチェックして下さいませ。

またお会いしましょう。

▼続きの記事はこちらから
SEO対策でリフォーム会社・工務店が問い合わせを集める方法④

 

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