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工務店の広報とは?広報の役割と目的、戦略の立て方を解説!

工務店の皆様、広報活動には力を入れておりますでしょうか?

情報社会と言われて久しい昨今では広報の重要性がより高まっています。

工務店の広報活動は効果的に活動することで、多くの顧客を獲得することがでますが、適当に広報活動をすると逆にイメージを下げることになりかねません。

そこで今回は工務店の広報について解説します!

広報の役割からメディアを使った戦略、広報全体の戦略の立て方などを簡単に解説しますので、是非とも最後まで読んでいって下さい!

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工務店の広報の役割

さて、広報の戦略について説明をする前に、まずは広報の役割を整理しましょう。

ただ「広報」といっても意味合いが漠然としていて、具体的にどういった仕事をするのかが曖昧です。

人によっては広報を「販促をする部署」と捉えているかもしれませんが、広報の役割はそれだけではありません。

改めてここで確認をして効果的に戦略を立てられるようにしておきましょう。

広報の役割①:顧客や社員とのコミュニケーション

広報の仕事は昔に比べて重要度が上がり、かつ範囲が広くなっております。

その理由の一端となっているのが、コミュニケーションハブとしての役割です。

顧客や取引先との友好関係を築くこと、社員の希望や不満、アイデアなどを聞き取り、共有することなどが現代社会における広報の重要な仕事と言えるでしょう。

コミュニケーションを積極的にとっていくことで、信頼関係の構築、会社の透明性や社員満足度の向上などに貢献できることでしょう。

広報の役割②:ブランド力の強化

企業イメージを打ち出して、会社のブランド力を強化するのも広報の役割です。

工務店などでは、創業当初は社長の人柄がよく見えて企業のイメージが明確ですが、会社が大きくなればなるほどイメージが広範になり、統一させるために対応が必要になる場合があります。

メディアの露出やSNS、広告などで自社のブランディングをして、イメージを向上させていくことが大切です。

ブランド力を強化することで、会社のファンが増え、顧客が増加することも考えられますし、就職希望者も増え、優秀な人材を獲得しやすくもなります。

広報の役割③:自社と社会を繋げる

広報は自社と社会を双方向から繋げる役割を担っております。

メディアや地域社会と繋がって、自社の魅力や活動方針を広く知ってもらうこと。

忙しい経営陣の代わりに情報収集をして、社外の動向を社内に伝えること。

この双方向からのアプローチがとても大切です。

広報は自社と社会を繋ぐ「橋」のような存在です。

お互いの行き来がスムーズにできるような、クリーンでストレスのない橋作りが重要なのです。

広報の役割④:認知の拡大

広報の役割と言えば、こちらをイメージする人が多いのではないでしょうか。

SNSの運用、メディア対応、広告の打ち出し、プレスリリースの発送等々、広報が担当する代表的な仕事です。

たとえどれだけ魅力的な会社であったとしても、その魅力を知ってもらわなければ意味がありません。

自社の魅力を効果的に、そして広く社会に伝えていきましょう。

そのためには、メディアの研究や広告の分析なども必要となってくるでしょう。

常に検証と実践を繰り返していくことも広報の重要な仕事の一部と言えます。

広報におけるオンラインメディアの活用方法

コロナ以降、SNSを中心としたオンラインメディアでの広報活動が活発になり、2023年現在ではもはや主流となっています。

オンラインメディアを利用した広報活動は

①やり取りに即時性がある
②コストがあまりかからない

という大きなメリットがあります。

オンラインメディアの活用は、工務店として現代を生き抜くために必須であると言えるでしょう。

活用の方法はアイデア次第でいくらでもありますが、工務店におすすめの活用方法として、具体例を2つ紹介します。

具体例①:WEBメディアキャラバン

メディアキャラバンとは、テレビや雑誌などの会社に自社の商品の魅力を伝え、メディア掲載を促す、いわゆる営業活動です。昨今はこちらをWEBで完結させる会社が増えています。

WEB会議機能を使った営業活動は時間や金銭のコストも低くおさえられますし、メディア側の負担も少なく済みます。

ただ、やはり自社や商品の魅力を伝えるためには対面で話した方が伝わるでしょう。

WEB機能を上手く使いながらも、効果的な戦略を立てましょう。

具体例②:Instagramの活用

工務店にとって、Instagramの活用は必須と言えます。

Instagramは工務店の広報活動ととても相性が良く、人気のある工務店やブランディングに成功している工務店は基本的にInstagramを上手く活用しています。

また、Instagramのみならず、各種SNSも有効に利用し、多くの人に認知してもらうことも必要です。

SNSの活用やInstagramの広告運用に関しては以下の記事に詳しく書いております。

気になる方はぜひともこちらも読んでみてください。

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工務店の広報戦略の立て方

ここまで、工務店の広報の役割やメディア戦略について説明させていただきました。

ここからは広報の戦略の立て方を解説します。

以下に段階的に戦略の立て方を紹介しますので、この順番を意識して広報の戦略を検討しましょう。

①:方向性を明確にする

広報をしていくうえでまず考えたいのが、広報の方向性です。

経営陣の判断のもと、会社の打ち出していきたいイメージを明確にし、そのイメージを的確に捉えてその方向性を打ち出していくことが大切です。

会社の魅力やセールスポイントが何なのか、それをできる限り具体的にしましょう。

工務店の場合、例えば新築なら西洋風なのか和風なのか、都市型専門の住宅なのか、セールスポイントは木材の魅力なのか技術力なのか、など工務店によって打ち出したいイメージが違います。

まずはその方向性を明確にしましょう。

また、イメージの方向づけとともに、会社が抱える現状の課題もはっきりと言語化しておくと良いでしょう。

そうすることで、以下の[立案]から[実行]に至って、広報活動をしながらも課題解決をすることができるはずです。

②:施策の立案

方向性やイメージが定まったら、具体的な広報活動の立案に入ります。

SNSを使ったキャンペーンから、住まいの体験会や地域社会と繋がるお祭りなどあらゆるイベントが考えられます。

工務店が行うべきイベントに関しては以下の記事に詳しく書かれておりますので、参考にしてみて下さい!

工務店が集客をするためのイベントとは?その具体例と成功ポイントも解説!

この施策の立案の際には、数値目標も明確にすることが大切です。漠然とイベントを行うのではなく、明確な目標設定をしてイベントを計画しましょう。

また、PR期間やイベントの予算など、細かい部分も可能な限り具体的にすることが重要です。

そうすることで施策の全体像がはっきりとして、どこに予算をかけるべきか、どのタイミングから準備段階に入るのか等が具体的になります。

何事も丁寧な下準備が必要です。

③:実行

施策の内容や計画が具体的になったら、いざ実行です。

広報活動やイベントの目的を見失わずに、効果的な実践をしましょう。

この実行段階で大切にしておきたいことはデータの収集です。

②の立案の際に設定した数値目標を達成できたかどうかが分かると同時に、今後の広報戦略を練る際の貴重なデータにもなります。過去の実績や反省を活かすことによって、次回はもっと効果的な広報活動ができることでしょう。

また、イベントなどの実行段階では、当初の計画になかったことや予想していなかった事態も発生します。現場では計画だけにとらわれない臨機応変さも必要です。

広報活動のチームを作り、責任と仕事を分散させることが時として必要になってくることもあります。

④:検証

広報活動やイベントが終了したら、その後に検証をしましょう。

③の時に収集したデータを参照し、最初に設定した数値目標と比較します。

また、アンケートやSNSのコメントからお客様の声を聞くことも大切です。今回取り組んだ広報活動がどのような効果があったのか、どういった結果に結びついたのかを具体的にしておくことで次に繋がります。

検証を繰り返すことで社内にデータやノウハウが蓄積され、今後の会社の発展のための大きな力となってくれることでしょう。

以上が広報戦略の立て方でしたが、とにかく大切なことは「まずやってみること」です。

前述の通り、SNSを利用した広報活動に関しては工夫次第でとても低いコストで実行することができます。

社会に対してアクションを仕掛けた際に、どのようなリアクションが生まれるのか。自社の現在地はどこなのかを知ることができますので、臆さずにチャレンジしてみましょう。

もし、広報戦略に関してお困りなことがありましたら、こちらからお気軽にわたサポにご連絡下さいませ。

他社の事例もご紹介しながら、それぞれの会社に寄り添った効果的な広報戦略をともに施策させて頂きます。

工務店の広報担当が意識したいKPI

KPIとはKey Performance Indicator の頭文字をとった言葉で「重要業績評価指標」とも呼ばれます。

目標を達成する過程において、その目標の達成度合いを確認、計測するために使う指標です

このKPIをどの数値にいくら設定するかによって、施策のクオリティが変わってきます。とても大切な指標ですので、ここでは工務店の広報担当の方が重要視したいKPIをご紹介します。

以下の指標を意識して、より効果的な広報戦略を立てましょう。

集客数・問い合わせ発生数

広報活動の大きな目的は、集客にあります。

より多くの人達に自社の魅力を知ってもらい、それにより売上も伸ばしていくことはどの会社も意識していることです。

なので、広報活動を行ったことによって生まれた契約数や問い合わせ数などの集客に関するデータは細かくチェックしましょう。

ネット集客の場合はサイトに訪れた人のうち、1%程度がイベントに参加するなどのCVに繋がると言われています。自社の広報活動がどのような集客に繋がるのかを知るためには、これらの数値を集計して分析していくことが必須です。

また、CPA(顧客1人の獲得にあたり、コストがどれだけかかったかを表す数値)も算出することが大切になります。

CPAが明確になることで、今後の広報活動の際にコストのかけ方を見直すことができます。

工務店の広報と聞くと「認知度アップだ!」と目的を勘違いする方もいらっしゃいますが、あくまで最終目的は集客・利益であることを忘れないようにしましょう。

実施企画数

広報活動を長年やっている場合や並行して行っている場合には、実施企画数にも注目することが必要です。

広報のための企画はただ打てばいいというわけではありません。

現在の実施数に対して、どれほどの集客があったのかを明確にしておくことも必要です。

また、一方で一辺倒の広報活動しか実施しておらず、それが結果に結びついていないパターンもあります。

まずは数をこなすことでデータが蓄積されて、より効果的な広報活動ができるので実施数が少なすぎる場合には修正が必要となります。

好感度

こちらは数値としては計りづらいものではありますが、強く意識しておきたいKPIです。

最初に説明したように、広報は自社のイメージを多くの人に知ってもらうことが目的の1つになります。

そのイメージが消費者や社会にどのような影響を与えているのかを知ることはとても大切だと言えるでしょう。

好感度は、SNSの口コミやアンケートサイトなどで検索することや、自社で独自のアンケートを作成して数値化することで知ることができます。わたサポの顧客のある上場企業では、ネット上でのアンケートで好感度を把握しています。

アンケートを使えば出揃った結果をもとに、自社の打ち出したいイメージと消費者の抱くイメージとのすり合わせをすることができます。

このギャップを埋めることで広報活動の効果を実感することができるでしょう。

まとめ

以上が工務店の広報の役割と戦略の立て方でした。

いかがでしたでしょうか?

ネットを通じてあらゆる情報を手にいれることができる今の時代だからこそ、広報活動を高い意識で行うことによってより効果的に集客を行うことが可能となります。

広報戦略やネット広告などでお困りのことがありましたら、いつでもわたサポにお問い合わせ下さいませ。

それぞれの工務店に合った効果的な広報戦略を提案させて頂きます。

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