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ニュースレターとは?作り方やネタ集めの方法を実例つきで解説!

目次

こんにちは。わたサポ株式会社の渡辺です。

この動画では、ニュースレターを検討している方や、既にニュースレターを送っているけど「本当にこれで採算が取れるのかな?」と感じている方。

また、費用対効果はどうなのかといった悩みを抱えている方に向けて、実際にニュースレターを送った場合の費用対効果と、どうすれば効果的なニュースレターを作ることができるのか。
これについて実物もお見せしながら説明したいと思いますので、よかったら参考にしてみてください。

動画のほうが見やすいという方はこちらからご覧ください。

この記事の解説者は…
わたサポ株式会社 代表取締役
渡辺寛士

「より質の高い会社にお客様が自然に集まる世界をつくる」をミッションに掲げ、工務店やリフォーム会社に様々な経営支援や集客のサポートを行っている。2023年から岡山県にて総合リフォーム会社「わたさぽホーム」も運営。

この記事の解説者は…
わたサポ株式会社 代表取締役
渡辺寛士

「より質の高い会社にお客様が自然に集まる世界をつくる」をミッションに掲げ、工務店やリフォーム会社に様々な経営支援や集客のサポートを行っている。2023年から岡山県にて総合リフォーム会社「わたさぽホーム」も運営。

ニュースレターとは?

ニュースレターはBtoB(対法人)でも、BtoC(対個人)でも業務上での接点があった方へ アフターフォローや顧客の維持のため送るもの

そもそも、ニュースレターとはなんぞや?
そう感じている方もいらっしゃると思います。

ニュースレターとは、既存のお客様、自社と接点のあったお客様に向けて紙媒体で送る手紙のことを言います。

BtoB(対法人)で送るのか、BtoC(対個人)で送るのか、商売相手によって内容は変わります基本的にはどちらの相手でも、業務上での接点があった方に送るようになります。なぜなら、ニュースレターを送る目的はアフターフォローや顧客の維持だからです。

ニュースレターを送る頻度は、あなたの会社における事業内容によってやや変わってきます

例えば、季節性のある商品であれば、顧客が年に1度購入すれば良いほうですよね。
この場合は、毎月ニュースレターを送るとコストがかさみ、かえってこちらが損をしてしまいます。

利益を求めず顧客へのアフターフォローだけを重視するなら、ニュースレターを送る頻度を調節しましょう!
おすすめは、2ヶ月に1回や3か月に1回などのペースです。

対してリピート性のある商品、毎月でも購入する可能性があるサービスならば、毎月定期的に送る方が良いです。

ニュースレターを「どうやって作ったら良いのかわからない…」「書くのが大変」とお悩みの方へ

わずか月30分の投資で質の高いニュースレターが完成するサービスを提供しています。実物もぜひご覧ください。

ニュースレター作成代行サービス

ニュースレター作成でよくある3つの壁

当社ではニュースレターに関して様々なお問い合わせをいただきますが、その中でも

  1. ネタが書けない
  2. 文章が書けない
  3. 時間が取れない

この3つに関するお悩みやご相談をよくいただきます。

ネタを書こうと思っても、「アイディアが出てこない…」「頑張ってアイディアを出したんだけど、筆が進まないし時間も取れない…」「文章を書くのが好きじゃない…」というお気持ちを抱えている方が非常に多い印象です。

「毎月必死にニュースレターを作って発行しているけれど、会社の業務の中でいちばん嫌な業務です」
そうはっきりとおっしゃる方もいるくらい、作成が大変なことがニュースレターのもつ特徴になります。

ニュースレターを送れば効果的だということはわかっている。だけど、作ることができない。このように考えている方が多いのが現実なのです。
送ればかなり効果的なものなのですが、作成が大変なのはネックですよね。

実際、ニュースレターを送るとお客様はすごく喜んでくださいます。ですので、1回送ると辞めづらくなります。1、2回送ると次に届くのを楽しみに待ってくださるお客様が一定数出てくるようになるので、送付を辞めるのは非常に申し訳ない気持ちになる。

だからこそ、しんどくても頑張って作るしかない…と感じながらニュースレターを作成している方が多いです。この時に挫折してしまう方は、たいてい上に挙げた3つのどれかが原因で挫折されています。

費用的なことが要因でニュースレターを辞めたという会社は、僕が知る範囲では少ない印象です。

ニュースレターはどれだけ効果的なのか

では、ニュースレターを送るとどれだけ効果的なのか。

フィリップ・コトラーさんというマーケティングの大家がいらっしゃいます。
僕の本棚にもコトラーさんが書いた、ものすごく分厚い本があり、読み返すことが多いです。

その本の中には、

「企業は既存のお客様が流出することによって、売り上げの60%が失われている」

という内容のことが記されています。

売上の60%は“ここ”で逃げる

既存のお客様のアフターフォローができない場合、本来得られたはずの売り上げの60%を失うことになります。この1番の原因は、会社の存在をお客様が忘れてしまうからだそうです。

お客様からすれば、別に会社のことを嫌いになったわけではない。
一度は購入したけれど、その商品を買った会社の存在を忘れてしまっている。

このような状況になっていることが実際にあります。

送り続ける最大の目的はこれ

だからこそ、お客様に自社のことをしっかりと覚えてもらうため、ニュースレターを送り続けることが重要になります。
そうすることで、何もしなければ失うはずだった売上の60%という数字が、40%、30%、20%と減っていくからです。

ニュースレターを送付することによって、このような売上の損失を防いで会社を成長させることができるわけです。

新規客と既存客における広告費の差は…

広告費についても、既存のお客様と新規のお客様からの受注獲得とでは、かなりの差が出てきます。

これもコトラーさんが仰っていた話ですが、「新規のお客様を集めるためにかかる広告費は、既存のお客様から売上を上げる場合と比べて5倍もかかっている」そうです。

一度でもお金を払ってくれたお客様は、2回目以降もお金を払ってくれやすいという傾向が実際にあります。
これはマーケティングの観点から見ても同じことが言えます。

少し振り返ってみてほしいのですが…
僕たちも、何かしらの商品を購入するときには「この会社は信頼できるのか?」「この商品は本当にいいものなのか?」などを気にしていないでしょうか。

きっと、事前に情報収集をしたりしますよね。口コミも調べて警戒をしつつ、購入していると思います。
だからこそ購入した商品が良かった場合には、良い印象を持ち続けるはずです。

そのような良い商品を購入した会社からニュースレター(告知)が届いてこういう商品もありますよ」と提案を受ければ、また購入したいと考えると思います。

つまり、お店側から見ると既存のお客様は、購入に至るまでの心理的なハードルを越えやすいお客なのです

そのため、安定して売上を立てやすいとも言われています。僕も経験上、新規のお客様と比べてかなり売上が立てやすいと実感しています。

ニュースレターとメルマガの違い

ニュースレターは手に取った方の目には留まり、受け取った後に保管をしている方も多く、届くのを楽しみに待ってくださっている方が非常に多い結果がある

ニュースレターと似たような媒体でいえば、メールマガジン(以下:メルマガ)というものがあります。
メルマガの説明は割愛しますが、紙媒体で送るニュースレターと比べると、メルマガの方がコスト的に見ると安価です。

当社ではニュースレターも送っていますが、メルマガも週に1回の頻度で執筆し発行しています。

おそらく、あなたが気になるのはニュースレターとメルマガではどれくらい効果の違いがあるのか、という点ですよね。
ニュースレターもメルマガも、目的は同じく「顧客の維持」です。

開封率が違う

1番大きな違いは開封率になります。
メルマガとニュースレターでは圧倒的にニュースレターのほうが読んでくれる方の数が多いです。

具体的にどれくらい違うのか、ご説明しますね。
メルマガは開封率が平均10%~20%という企業がほとんどです。

当社のメルマガは比較的読んでくれる方が多いのですが、それでも30%くらいが平均になります。
何かしら継続的にお付き合いがある方だけに絞ってメールを送っても50%くらいがMAX値となっています。

ですからメールの場合、半分以上は読んでもらえないわけです。
ニュースレターは郵送で送られますので、少なくとも手に取った方の目には入ります

弊社のニュースレター作成代行サービスを使っていただいているお客様を通して調査を行ったこともあるのですが、調査結果をまとめると以下のようになっています。

  • メルマガとは違いニュースレターは受け取った後に保管をしている方も多い
  • 届くのを楽しみに待ってくださっている方が非常に多い

もちろん内容が魅力的かつ面白かというのが最低条件です。
ですがメルマガとニュースレターであれば、圧倒的に紙媒体のニュースレターの方がよく読まれることは間違いないと言えるでしょう。

最終的な目的から考えるとどっちが強い?

こちらは僕の個人的な感覚になりますので絶対とまでは言えません。
ですが、対個人で商売をされているのであれば、紙媒体でニュースレターを送った方が良いのではないかと感じています。

法人向けと個人向けではニュースレターの作り方が違う

法人の場合はメールアドレスを日常的に使っています。
ですので、そのアドレスにメルマガを送るのであればある程度読んでもらえるはずです。
内容が面白ければ、メルマガでも良いのではないかと考えています。

もちろん法人相手でもニュースレターを送って反応をとることはできます。
あなたの会社が営んでいる事業によって、ニュースレターとメルマガのどちらがベストなのかを考えていただければと思います。

法人向けと個人向けについてはこの後に詳しく説明します。
ここで注意したいことは、相手によってニュースレターに書く内容が変わってくるということです。

法人向けニュースレターに書きたい4つの項目

提供しているサービスの裏話やストーリーを入れ、読み手にサービスを使用するメリットを伝え、実際の顧客の声を加え、経営に役立つコンテンツを相手によって内容を考えて記載する

まずはニュースレターに書くべき4項目について解説していきます。

法人向けの場合は、以下の4つの要素を全部入れることが理想的です。
最低でもどれか1つは入れるようにしましょう。

①サービスの裏話

1つ目は提供しているサービスの裏話やストーリーになります。
会社で扱っているサービスの場合、対面でお話をするときには相手にとってメリットになる面をお伝えしたうえで販売すると思います。

  • なぜそのサービスが誕生したのか?
  • そもそもうちの会社がなぜ誕生したのか?

このようなことは、営業の現場ではあまり話すことがないでしょう。
上記の内容をニュースレターに掲載すれば、お客様は同じサービスでも他社との類似した商品であっても、ストーリー性に愛着がわきます。

これが他社との差別化となり、あなたの会社への信頼度アップにも繋がるのです。

結果として「こんな思い入れがあって、これだけの努力を重ねて開発されたサービスなんだ」と感じるようになるわけですね。

感情に訴えかけられるビジネスの裏話や立ち上げのストーリーは、ニュースレターに入れると非常に良いコンテンツになります。

②読み手にとってのメリット

対法人で何かを販売する場合、当然ですが購入する側もメリット面について考えています

このサービスは我が社の売上に貢献してくれるのか?」「悩みを解消してくれるのか?」このような視点で見られているケースが大半です。

ですからうちのサービスを使うことでこんなメリットがありますよ」と具体的に伝える内容が必要になってきます。

③​​顧客の声

実際にサービスを使ってくれたお客様の声を、ストーリー形式で伝えると効果的です。

私はこのサービスを導入する前にこんな課題を抱えていました。この課題のために、経営で○○の問題が生じていました

この状況を改善するために、こういった経緯でサービスを導入しました

サービスの導入により、悩みが綺麗に解決できています。今ではこんなにスムーズに会社を経営することができていますし、本当に感謝しています

このような「お客様の声」を掲載すると、読んでくれた方も「うちとよく似た状況の会社が導入して喜んでいるのなら、うちも購入してみようかな…」と、今までとは考えが変わる可能性があります。

実際のお客様の声をニュースレターに掲載することは、とても効果的です。

④経営に役立つコンテンツ

4つ目は経営に役立つコンテンツです。
この項目はニュースレターを読む方が担当者レベルなのか経営者なのかで、書くコンテンツの内容が変わってきます

しかし、相手がどんな方でも会社を良くしたいと思いながら働いているはずです。
そんな人に自社のサービスをアピールするばかりではどうしても売り込みっぽくなってしまいます。

その状況を回避するためにも、「このニュースレターを毎回読んでいれば自分のビジネス人生にプラスになるな」と感じられるような内容を入れておくことが重要です。

これにより、読み物としてとても充実した内容にすることができます

僕でしたら、法人向けにニュースレターを作る場合はこの4つ全てを網羅した内容で作成します。
仮にページ数が少ないのであれば、送る相手に合わせ、項目ごとに内容を厳選して入れるようにすると良いでしょう。

個人向けニュースレターに書きたい3つの項目

社内の雰囲気が分かるもので、お客様の声やサービスの提供事例、そして明るく楽しく伝える事が大事である

ここからは、個人向けの場合です。

個人向けのニュースレターに関しては、いわゆる雑誌のようなネタコーナーが必須になります。
例えば4コマ漫画や料理コーナー、占いコーナーなどのネタを入れることが大前提です。

それ以外ではこの3つが必要だと僕は考えています。

①社内の雰囲気

1つ目は、社内の雰囲気がわかるものです。

一度接点のあった個人のお客様に送るので、先ほど例に挙げた対法人の裏話のような明るい雰囲気をアピールします。

たとえば「うちの会社、表向きはすごく真面目なんですけど、実はオフィスに全員が戻ってきてお店のシャッターを閉めた後は、こんなに和気あいあいと楽しくお菓子を食べながら仕事してます!」といった感じで社内を撮影した写真を載せるとどうでしょうか。

きっとお客様は「楽しそうな雰囲気の会社だな」と感じて良い印象を持ってくれると思います。

②お客様の声や事例

2つ目はお客様の声やサービス提供事例ですね。こちらは、法人と同じになります。

やはり「他の人も使っている」とわかるだけでも購買における安心感につながりますので、お客様の声は積極的に入れたほうが得策です。

③明るく楽しい雰囲気

3つ目は社内の雰囲気を明るく楽しく伝えることですね。

ニュースレターは個人のお客様にとって、あくまでも暇つぶしで読むものになります

暇つぶしで読むものがすごく重たくて暗い話題だったら、ぜんぜん楽しくないですよね。

日本の政治は何々だとか…そんなことを言われても楽しい気持ちにはなれません。
明るく楽しい雰囲気のニュースレターをお届けする。

これが個人向けにとっては大事なことだと思います。

ここまでお読みくだされば法人向け、個人向け、それぞれに入れた方が良いネタについておわかりいただけたかと思います。
次はニュースレターを何枚で作れば良いのかについてお話していきますね。

工務店・リフォーム会社の方にオススメのニュースレター

工務店やリフォーム会社がニュースレターで成果をあげる方法を解説しています!ぜひ参考にしてみてください。

工務店のニュースレター|リフォーム集客実績や実例も公開

ニュースレターはペライチでも良い?

僕の経験上、最低でもA4サイズ両面で2枚は欲しいと思っています。

個人向けにしろ法人向けにしろ、これ以下では少し物足りないなという印象です。

法人向けの場合、何百万円とか何千万円など思い切った投資をしないといけないような会社で単価の高いサービスを扱っているのであれば冊子の方が良いでしょう。

何千万円の商品を購入しようかと検討している会社からペラペラの紙1、2枚が送付されても残念に感じてしまいますし、お客様の心にも響かないと思います。

ですから高価な商品を扱っている場合には、しっかりとした冊子で作ってみましょう。
例えば何千万円とするサービスや商品を実際に導入された会社様が、

  • 最初はどういった悩みを持っていたか
  • どのような経緯で導入を決断したか
  • その結果どうなったのか

という導入事例を、ロングインタビュー形式にしてちゃんとした読み物にできれば、非常に濃密で効果的なニュースレターになります。
自社で扱っている商品の単価の高さに応じて、ニュースレターの枚数を調整すると良いでしょう。

これに対して、数千円や数万円くらいのサービスを扱う会社であれば、A4サイズ2枚で十分だと思います。

ニュースレターの枚数はあなたの会社が扱っている商品の価格帯や、あるいはお客様の属性によって変わってきます。

これが正解というものはありません。
自社の顧客に送るのには何枚が適正か、このあたりをしっかりと考えて見極めると良いでしょう。

ニュースレターの費用対効果

続いてニュースレターの費用対効果です。

弊社のニュースレター作成を代行するサービスを使っていらっしゃるお客様で、実際にやめてしまう方はほぼゼロです。

ほとんどの皆様が費用対効果の良さも感じていらっしゃいますし、レターを受け取るお客様もとても満足してくださいます。

こんな良い内容のものを送ってくれる、あなたの会社は立派ですね」「次のニュースレターはいつ届くんですか?」といったような声もたくさんいただいています。

そのためニュースレターは送ることによってお客様の満足度が上がるだけでなく、送っている側の満足度も非常に高くなるサービスだと考えています。

ただ、会社としては費用対効果は慎重に見ていくことが大切です。
いかに既存のお客様から売上を立てられるのか、という点が重要になってきます。

この点に関しては経験上、ニュースレターだけを単体で送っても、すぐに問い合わせやご相談には繋がりにくいというのが現実です。

ニュースレターだけ送っても効果は薄い

個人向けであればニュースレターは明るく楽しく読むものになりますが、法人向けでは「この会社では、うち以外の法人サービスを使ったことでこんなに変わったんだな」と思わせることはできるかもれません。

思わせることができても、お客様に行動してもらうまでの力はありません。

ではその会社に問い合わせをしよう!」と行動に移すお客様は結構少ないのです。

同封レターで効果を高めよう

おすすめとしては、必ずチラシなどを同封するといいでしょう。

売上に繋がり、間違いなく売上が上がります。
当然ですが、送る数が少なければすぐにデータに表れにくいことは知っておきたいところです。

そこで弊社では様々なお客様の膨大なデータを計測しています。

その中で、ニュースレターだけ送っている会社とチラシも同封している会社とを比較。
どちらが既存のお客様からの売上を立てられているのか…

その結果、やはり100%でチラシを同封してる方が売上が上がっていました

ですからニュースレターとチラシはワンセットで送るというくらいの意識で、個人向けも法人向けも対応されたら良いと思います。

ニュースレターで信頼残高を貯蓄しよう

個人向けでも法人向けでも、ニュースレターはあくまで人柄を伝えて、会社の信頼感を与えることができるものです。
会社の信頼残高を高めるためには、非常に有効なツールになります。

信頼残高という言葉、もしかしたら聞いたことがないと思います。
信頼残高とは、お金を貯金するのと一緒で、人間の信頼感も貯金をすることができるということです。

例えば、会社の中で他のスタッフさんのお手伝いをしたり率先して掃除をしたりするとしますよね。
このような行動を通して「あの人はいつも働いてくれてありがたいな」と信頼残高がどんどんと貯金されていきます。

そんな人が、何かしら困ったことが起きたとき。
他のスタッフにお願いをすれば、信頼感の貯金があるので、「良いよ」と快く親切に応じてくれやすいということです。

この信頼貯金の残高がゼロの人だと、何かをお願いしても他の人は良く感じてはいないでしょう。
なんであなたのことを応援しなきゃいけないの?」となってしまう傾向があります。

ニュースレターも考え方は同じなのです。
この信頼残高を高めてチラシなどを送ったとき、お客様から「この会社はいい会社だからお問い合わせをしよう!」と、そう思ってもらえる効果があります。

  • ニュースレターは信頼残高を高めるためのもの
  • チラシはお問い合わせをもらうためのもの

この棲み分けをしっかりと行いながら、送り続ければ売上は伸びるでしょう。

ニュースレターは何ヶ月で効果がでるのか?

顧客との関係の濃さによって変わってくるが、6か月送り続ける事で印象をつける事ができるため、信頼残高も高まっていく

では実際、ニュースレターをどれくらい送れば売上に繋がるのでしょうか?
これも気になるところです。

建築業界の場合では平均すると約6ヶ月です。

うちのお客様は建築業界の会社が100%です。
建築業界でのデータしかありませんが…おそらく他の業界でも似たようなことが言えるのかなとは思っています。

リストが温まるまでには時間がかかる

お客様と良いお付き合いをできている会社ほど、この平均6ヶ月という期間が、どんどん短くなっています

ただこの期間は、あくまでも平均が6ヶ月という意味で、1ヶ月目からすごい効果を発揮する会社もあったりします。
何が違うのかと言うと、顧客との関係の濃密さです。

ニュースレターを受け取ったお初回の客様からすれば「ニュースレターが届いたけど、何をしている会社?」のような反応にはなります。

ですが2回、3回、4回…と送られてくるうちに「これ読んでて面白いし、この会社すごく頑張ってるじゃん!」と、なるようです。
この話は実際にそういう気持ちになったと話してくれた方がいます。

6回目くらいをニュースレターを送り出す頃には、継続性もあります。

これだけ頑張っている会社ですので、先ほどお話しした信頼残高も高まっており「このチラシも魅力的だし、ちょっと問い合わせをしてみようかな?」と、そういうふうになるようです。

ニュースレターを送っても意味がないのはどんな会社?

ニュースレターを6ヶ月間送ろうと1年間送ろうと、売上的にはうんともすんとも言わないという会社も実際にあります。
この場合に多い会社の特徴としては、お客様と良い関係を築けていないことです。

ニュースレターというのは過去に何かしら接点があったお客様に送るものになります。
なので、お客様があなたの会社に対する印象も、接点を持ったタイミングである程度決まってしまっているのです。

良い印象なのか悪い印象なのか。

すでに決まってしまっていますので、良い印象を持っているお客様に対してニュースレターを送れば「あの会社はやっぱりこんな素晴らしいことをしているんだな」と思ってくれることは確かです。

ですが悪い印象を持っている会社からニュースレターが届いても「こんなゴミ送ってきやがって!」と、なってしまいます。

ニュースレターというのは、小手先のテクニックとは違います。
純粋に良いサービスを提供できているかどうかが大事になってきます。

ですから、もしサービス品質に自信がないのであれば、ニュースレターを送るのは絶対におすすめできません。
そもそもその前にやるべきことがあるのではないでしょうか。

まずは自社のニーズを改善しましょう。という話になりますね。

ニュースレターで効果的なネタ6選(個人向け)

年配ターゲットとした健康情報から、占い、クイズ、料理、4コマ、地元の情報と人気が出ているネタである

では、ニュースレターを実際に作ってみて、お客様からのウケが良かったレターを6つご紹介しようと思います。

弊社でもいろんなネタを使い、手を変え品を変えてニュースレターに反映させてきました。
中でもお客様から感想をいただくようなコーナーというのは大体決まっている印象です。

①健康情報

1つ目が健康情報です。

僕のお客様の多くは、割と30、40代以上の方をターゲットにしています。
そうすると健康が気になる世代でもあるため、健康に関する内容は非常によく読んでくださるのです。

僕のニュースレターを読んでくれる世代で、20代の方はあまりいらっしゃらないと思います。
もちろん20代向けのサービスを提供していれば、この点は違ってくるかもしれません。

②占い

2つ目の占いに関しては、年代関係なく主に女性がよく見てくれています。

③料理コーナー

3つ目の料理コーナーも、占いと同様に女性の方にウケが良いです。

④クイズ

4つ目は、弊社が作るニュースレターには二字熟語というのがあります。
真ん中に空欄、その東西南北に漢字があり、どこから読んでも意味が通じるというものです。

「この一文字は何ですか?」というクイズも載せています。
お客様からは「あのクイズが難しくてね」と、たくさんの感想をいただいております。

⑤4コマ漫画

5つ目の漫画は読書が苦手な方でも楽しめるため、読みやすいので人気ですね。

⑥地元の情報

最後に6つ目です。
地元の情報は個人向けでは好評で、ニュースレターに入れるネタとしては効果があると感じています。
個人向けでエリアを限定したサービスを提供されているのであれば、地元の情報はぜひ掲載をおすすめします。

地元の今月のイベントなど、そういった情報を載せるのも良いと思います。
エリアを限定してないのであればあるあるネタでも良いでしょう。

これらは全部、個人向けで人気だったネタです。
法人向けになると、少し内容が変わってくるので、あくまで個人向けの場合、参考にしてもらえたらと思います。

ここまでご紹介した6つのネタをニュースレターに載せると、すごく魅力的で面白いニュースレターにすることができますよ。

ニュースレター執筆を楽にするネタ集めの方法

情報収集をするのももちろん良いが、著作権等に関わってくるものがあるため購入するのが最も楽である

最初にもお伝えしたように書くのが非常に面倒くさいと思われる方が多いのは事実です。
ですので、ここでは執筆を楽にするためのネタ集めの方法もお伝えしようと思います。

買うのが一番手っ取り早い

先ほどご紹介したような6つのネタは、外注することが1番です。

4コマ漫画に限らず、料理に関する情報も占いなども、大体毎月1万円から2万円くらいでネタを販売してくれる会社があります。
質の良い内容はニュースレターの効果を高めてくれるため、結果としてプラスになるはずです。

自分たちでネタ集めをするなら…

もし自分たちで集めるのであれば、雑誌、もしくはインターネットで小ネタ集などを検索をすれば出てきます。
雑学集などを調べてくると良いと思います。

ただ気をつけないといけないのは、著作権問題ですね。
勝手に使ってしまうと盗んでしまうことになり後々問題になることがあります。

なので、きちんと使用フリーになっているネタだけを集めることです。

ネタだけでは効果がでないので注意

とても大事なことですが、こうやってネタを買うなり集めるなりしてニュースレターを送るのは良いのです。
ですがネタを購入する会社の多くが、そこに自分の会社名だけしか載せていない…

このようなニュースレターでは、効果はほとんど得られないでしょう。

実際に弊社のお客様でもこの手のニュースレターを送ったそうですが効果がなかったとのことでした。
その後、きちんと社内の情報も載せることにしたと話す方が非常に多くみられます。

要するに、集めたネタだけを送っても、どの会社も同じような内容になってしまうのですね。
これでは、あなたの会社だからこそ!という、独自性のあるニュースレターにならないのです。

ですから、このようなことは控えてくださいね。

ニュースレターひな形(テンプレート)の作り方

Wordとillustratorが代表的ではあるが、可能であればillustratorで作製するのが良い

最後に、ニュースレターを実際に発行するとなった際に雛型を作る方法になります。
雛型があれば毎月ニュースレターをつくる作業が非常に楽になりますよ!

雛型に合わせた作り方もまとめてお伝えしていきますのでご覧ください。

Wordで作る場合

作成するソフトの定番はWordですね。

Wordで作るニュースレターは基本的には個人向けになるかと思います。
もしくはPowerPointで作成される方も多い印象です。

PowerPointやWordで作ったニュースレターは、あくまでも個人向けでデザイン性があまりないニュースレターになります。

Wordのニュースレターは弊社でも作ったことがあります。
もし雛型などのデータが欲しい方がいらっしゃれば「動画を見た」と言って下されば無料でお送りしますのでご連絡ください!

余談ですが、現在弊社ではWordを使用したニュースレターの作成は扱っていません。

Illustratorで作る場合

2つ目が、Illustratorで作るやり方です。

弊社ではIllustratorを作っています。


Illustratorを使うと、非常にクオリティの高いニュースレターが仕上がります

弊社の場合、Illustratorが使えるデザイナーが何名かいます。
ですので、ホームページやチラシ作りなども弊社内で行っています。

一般の会社でも、法人向けのニュースレターや高価格帯の商品を扱っている会社であれば、Illustratorの方が反応は良かった印象ですね。

読み物としてデザインがされていると、本屋で買った雑誌に近いものにもなります。
だからこそ、お客様からは毎月読みたくなるというような声もいただけるのかもしれません。

実際に使用している経験も踏まえて、可能であればIllustratorで作ることをおすすめします。

費用的な問題、イラストレーターを使える人がいない場合は、もちろんWordで作るというのもアリです。

もしくは無料でデザインを作ることができるツールやソフトもネット上にあります。
A4サイズで2枚程度なら、無料のデザインツールを使ってみるのもおすすめですよ。

ニュースレターの実物をご紹介

実際に弊社がIllustratorで作成したニュースレターをお見せします。

うちではこんなニュースレターをA4サイズで4枚分作っています

A3サイズ1枚の両面に印刷しているのですが、見開きで中面にはネタコーナーが掲載されています。
4コマ漫画や、「犬の病気予防をしましょう」といった暮らしネタ、料理コーナー、クイズ二字熟語などが主ですね。

また、弊社はリフォーム会社ですので「タッチレス水洗」や「防犯」など「住宅」に関することもネタとして扱っています
表紙には、僕の家のことやプライベートな内容、施工事例などもを入れています。

こういうニュースレターを実際にIllustratorで作っています。
ご連絡をいただければ、見本はいくらでもお送りしますのでご連絡くださいね。

今回ご説明した内容を踏まえてニュースレターを作っていただければ、クオリティの高いニュースレターをお客様へお送りすることができるはずです。

大前提として、あなたの会社が良いサービスをお届けしているということ。

そういった自信がある場合は、ニュースレターを送ることで会社の経営的にもプラスの効果を生むことができると思います。

もしご興味をお持ちくださって「うちでもニュースレターを作りたいと思ってはいるのだけど大変だな」と感じた方、「何とかしたいな…」という課題がありましたら、弊社でもニュースレター作成を代行するサービスがあります

ネタ、漫画、文章、デザイン全てを弊社で代行します。

Zoomで30分の打ち合わせをしていただければ、ニュースレターを作成できますので、こちらをご利用いただくと非常に便利だと思います。

まず30分だけ、「どんな内容にしますか?」といった打ち合わせのお時間を割いていただくことになります。
あなたの企業の魅力を最大限お伝えできるようにするためのすり合わせをしたいので、ぜひお話をお聞かせくださると嬉しいです!


その後は以下のような流れになります。

  • 説明したような形で、Illustratorでデザインを作成
  • 「これでどうでしょうか?」と確認・修正希望があれば対応
  • 完成

既存のお客様からは非常に楽だと良質だと好評いただいているサービスです。
ご興味があれば、ぜひお問い合わせいただければと思います。

メルマガでアナウンスしますので、まずはお気軽にご登録いただけたらと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました

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