集客で成功するための‘閾値(いきち)’とは?
できなければ知らないのと同じ
Google、Facebook、ホームページ、チラシ集客などなど。新築やリフォーム業界で「あの会社は上手く行ってるのに、ウチは上手くいかなかった」という取り組みは山ほどあります。
土地柄や資本力など「客観的に見ても無理」というケースもあるでしょうが、それはごく少数。
僕の考えでは、上手くいった会社は少なくとも、2つの壁を乗り越えています。
1つは、知行合一を徹底していること。
これは陽明学が由来の言葉で、知識と行動は分離できないものでセットですよ…という意味だそうです。
「知っているけど、やっていなければ知らないのと同じ」という言葉をよく聞きますが、どれだけ勉強したところで、実践しなければ現実は何も変わりません。
僕も24~26才のころは迷走していて、まさにノウハウコレクターとか、コンテンツジプシーと呼ばれる状態でした。
だからこそ良くわかりますが、どんなに素晴らしい知識を手に入れても、知行合一ができないと現実は動かないし、
もし一度でも下降すれば、ズルズルとゆでガエル状態になって、最後には地獄を見ます。
「やりっ放し」が多すぎる</3>
知行合一はめちゃくちゃ大事です。でも、勇気をだして行動さえすれば誰でもクリアできます。なので、どちらかといえば、問題なのは2つ目のこっち。
「一回やっただけで改善しない」
これが見ていて本当に多いと感じます。
「改善のやり方がわからない」という方も多いので、たぶん、このメルマガを読んでくれている方は9割が当てはまるんじゃないでしょうか。
たとえば、よくあるのはホームページの内容を見て
渡辺「スタッフ紹介のページは用意しないのですか?」
社長「ちゃんとありますよ。スクロールしてみてください」
みたいなやり取り。
ホームページにおいて、スタッフ紹介は大事な要素です。「入れたほうがいい」という話もあちこちでされるので、実施している人は多い。
だけど、僕が「用意しないのですか?」と聞いてしまうほど、下のほうにあればお客だってたどり着けません。
これと同じように、せっかく取り組んだのに、やりっ放しにしたせいでお客が集まる仕組みになっていない会社が多くあります。
閾値を超えるまでやろう
閾値(いきち、しきいち)は、「これ以上になると結果が変わる」という数値のことです。たとえば、風邪薬に「1回3錠飲んでね」と書いてあれば、その薬は3錠が閾値。2錠では効かない可能性が高いです。
僕の経験上、集客はもちろん、採用でも経営でも、同じように「これ以上やったら上手くいく」という閾値が必ず存在します。
折込チラシ1つとっても、商材によっては「配布数○万枚以下だと、うんともすんとも言わない」という数字があるし、ホームページにも「アクセス○件以上がお客が集まりだす条件」という数字があります。
さらに、そもそも集客は「何度か改善した先に当たりがある」ケースが大半です。
なので断言しますが、なにかに取り組んでも改善が「0回」なら100%、それは閾値に達していない。
小手先のテクニックなら1発で当たるかもしれませんが、しっかりとした仕組みを作りたいなら、同じことに何度も改善を加えてやっと閾値にたどり着くと思ったほうがいいです。
あなたの周りの上手くいっている社長も、きっとこのあたりを面倒くさがらずに実践している人だと思います。
ちょっと抽象度が高い話になりましたが、言いたかったのは「きちんとPDCAを回しましょう」ということ。
本当はもっと分かりやすく書きたかったのですが、これが限界です(笑)。
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