リフォーム会社のホームページ|掲載NGなコンテンツ
目次
こんにちは。工務店・リフォーム会社の集客を支援しているわたサポです。
今回は「リフォーム会社のホームページ 掲載NGなコンテンツ」について解説していきます。
同じ内容を動画で解説していますので、動画のほうが見やすいという方はこちらからご覧ください。
この記事の解説者は…
わたサポ株式会社 代表取締役
渡辺寛士
「より質の高い会社にお客様が自然に集まる世界をつくる」をミッションに掲げ、工務店やリフォーム会社に様々な経営支援や集客のサポートを行っている。2023年から岡山県にて総合リフォーム会社「わたさぽホーム」も運営。
集客のテクニックに頼りすぎてはダメ
仕事柄リフォーム会社のホームページをたくさん拝見しているのですが、ウェブ上のテクニックを使いすぎだと感じることが多くあります。
ホームページ制作業者がテクニックに走りすぎて、リフォーム会社のホームページに盛り込み過ぎている印象です。
中身のないものを売るのは論外
実際のところは、マーケティングのテクニックを使えば集客数を伸ばすことができます。
しかし、中身のないものを売るのは当たり前ですが論外です。
僕はわたサポの社長として多くのリフォーム会社の社長と話をさせてもらいますが、ほとんどの方が自社のリフォーム品質に自信があり、自分たちの思いをホームページを通して伝えたいと考えています。
しかし、中には全く中身がないにもかかわらず、テクニックを使って売り上げを伸ばそうとしている会社もあります。
見込客が気づいているものもある
そういった中身のない会社は、いくらテクニックを使ってカバーしても見込客に見抜かれています。
おそらく今現在テクニックに頼っている会社も、将来的には集客が思ったほど伸びずに痛い目を見ることでしょう。
リフォーム会社のホームページに掲載して問題になったコンテンツ
リフォーム会社のホームページに掲載しすぎた結果、NHKの番組で特集を組まれるほど問題になったケースがあります。
No.1をうたう内容
それは「No.1」をアピールする内容です。
あなたもネット検索をしているときに「お得感評価No.1」や「総合評価No.1」などのアイコンをつけたホームページをよく見るかと思います。
『リサーチをした結果、他社よりも優れていたら「〜でNo.1」というお墨付きを与える』というサービスを販売している会社がいくつかあって、彼らから「No.1」を購入してホームページに利用するリフォーム会社が増えたことで目にする機会が多くなりました。
しかし、あまりにもサービスが乱立しすぎたことで、どこの会社もNo.1とうたう状態になってしまったエリアがあります。
NHKの番組でも特集が組まれている
そんなエリアでは、どの会社でもNo.1をうたいだした状態を見かねて、消費者センターに問い合わせする人が出てきています。
その結果、NHKで「信じてますかNo.1」という特集を組まれるまで事態が問題視される様になってきました。
「満足度No.1」「信頼度第1位」、最近、ネットでもお店でもよく目にする「No.1をうたう広告」。皆さんは、「No.1」をどこまで信じていますか?
このような事情があるため、わたサポでも顧客のホームページを作る際には、100%信用できる場合でしか「No.1」を掲載しないようにしています。正直、NHKで特集を組まれてまで問題視されてしまった以上、下手なことをすれば逆効果です。
ですから「No.1」という言葉を使うかどうかは慎重に検討しています。
間違ったマーケティングは絶対にダメ
この「No.1」を使った手法のように、間違ったマーケティングをしているリフォーム会社は数多くあります。
優れた集客手法があればリフォームの集客はできるが…
質が悪い会社でも、集客手法が優れていればリフォームの集客は可能です。
また、短期的でよければ、利益を出すこともやろうと思えばできます。
長期的に繁栄したいなら顧客を欺く行為はNG
しかし、新築の着工棟数が右肩下がり、リフォームも2025年から高齢者人口が減っていくため、市場全体のパイはどんどん減少していきます。
お客様が市場からどんどん減ってきている状態で、間違ったマーケティングを続けていればどこかで苦境に立たされるでしょう。
新規客の集客で売り上げをキープしていた会社は、その新規客が減ってしまうわけですから徐々に売り上げを落とすことになります。
こうなるとお客様を確保するためにはリピートを増やす必要がでてきますが、間違った集客方法でお客様を集めていた会社は、顧客満足度が上がらずリピートに繋げることができません。
つまり長期的な売り上げが見込めず泥沼にはまった状態になってしまいます。
工務店・リフォーム業界の今後が気になる方へ
20年後の工務店やリフォーム業界の予測と勝ち残る戦略について解説しました!ぜひ参考にしてみてください。
リフォーム会社のホームページに嘘や誇張はいらない
わたサポでは長期的な視点で幸せになれる経営をして頂きたいと考えているため、短期的な集客を望んで間違ったマーケティングを選びたい会社のお手伝いは行っていません。
むしろ、そういった集客方法は絶対にやめてほしいと考えています。
古いリフォーム集客法はもう死んだ
当社では昔ながらの古臭いマーケティングで、お客様を集める時代は終わったと考えています。
なぜなら、嘘や誇張から入った顧客を囲い込むことはできないし、実際の実力以上のことをホームページに書いて集客をしたところで会社を良い方向に進めることは出来ないからです。
間違った集客は自分自身に刃を向ける
最終的には、その間違ったマーケティングが5年後10年後に自分自身に刃を向け、痛い思いをすることになります。
当然、経営者自信も幸福にはなれません。ですから当社ではこのような手法に頼ることなく、顧客を集める方法をお伝えするようにしています。例えば…
リフォーム会社のホームページでは想いを伝えると良い
リフォーム会社がホームページを作る際には、品質に自信があるなら、それをホームページに掲載してお客様に思いを伝えるべきです。
質が高いのならその根拠や想いを伝える
品質に自信があるのであれば、アピールできるだけの材料をこれまで積み上げてきているはずです。その過程を必ずホームページに掲載するようにしてください。
さらに、専門的な証拠をホームページに盛り込めば、見込み客に強く印象づけることができます。例えば京都のリフォーム会社であれば「木造建築物が多い京都ならではの木部再生技術が弊社にはあります」というアピールは専門的で訴求力があります。
このように自社の良さをしっかりとホームページで表現できれば、お客様は必ずその部分に惹かれます。
そうして自社の良さに惹かれたお客様とは永く良いお付き合いができるようになるでしょう。
自社の品質に自信があるなら、その部分を使えることに全力で集客のテクニックを活かしてアピールしてください。そして、ぜひ良いホームページを作ってくださいね。
まとめ
これまで解説したことをまとめると以下のようになります。
- 嘘の実績や誇張など間違ったマーケティングをしない(テクニックに頼りすぎない)
- 自社の品質に自信があるなら、そこに集客のテクニックを使ってホームページでアピールする
もちろん、このブログを見て、実際に問い合わせをいただけましたら一緒に良いホームページを作るお手伝いをしますので、いつでもお問い合わせください。
P.S
このような記事だけでなく、当社では工務店やリフォーム会社に役立つ情報やサービスを多数お届けしています。
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