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渡辺寛士公式ブログ

【注意】これがないと職人に訴えられたらアウトだそうです

CATEGORY:経営 ブログ

わたサポが応援したい会社

 

年末に色々考えた中で気づいたのが「応援したい会社を変えたほうがいい」ということ。

独立してから、僕は職人社長や質の高い会社だけを応援するスタンスでやってきました。でも最近、

  • 訪販だけど品質には自信があるので、今後は反響営業でやっていきたい
  • 職人の質が低いのではなく、叩かれて仕方なく質を落としている

このような声をいただくことが多くなっています。

実際に僕が思い描いていた顧客と、実際に問い合わせをくれた顧客にはズレも生じている。

そのため「わたサポは誰のためにあるのか?」と自問自答した結果、このような答えにたどり着きました。

職人など社会的価値は大きいけど、経済的価値に不安のある方には売上を伸ばしていただく。

訪販など年商(経済的価値)は高いけどお客からの評価(社会的価値)に不安がある会社には、質を高めながら売上を伸ばすお手伝いをする。

すでに双方のレベルが高い会社には、トップリーダーとなるべく経営全般のお手伝いをさせていただく。

そのために必要なものをわたサポが全て提供できる体制をつくる。

これならウチのビジョンやミッションから逆算してもしっくり来ています。

 

職人1人につき100万以上の支払い…

今日の本題です。昨年、東京の塗装会社さんの若い職人が退職しました。

それだけならよくある話ですが、この方が「1日につき1時間分の残業代を払え」と言ってきて…

残業した証拠はどこにもないのですが、かと言って残業をしていない証拠もない。

そのため数ヶ月に渡って労基などいろいろな所と話し合った結果、けっきょく年末にバカにならない金額を払うことが確定したそうです。

この社長さんが「他の方も気をつけたほうがいい」と言ってくれたためこのメルマガでもお伝えしますが、

  • メモでいいので、職人の始業時刻と終業時刻を残しておく
  • 職人用の就業規則を作成しておく

最低でもこれらは実施しておかないと、万が一訴えられたらアウトとなります。

僕も調べてみたところ、この状態で訴えられたら過去3年分に遡って支払う必要があり、中には数人で徒党を組まれて1000万円近く払った会社もあるようです。

ちなみに「残業代請求が多い業種」のトップは建設業。

そのため訴え方を解説しているサイトもあるし、この対応に力を入れている弁護士もやたらと多くいます。

僕もリフォーム会社の立ち上げの際には気をつけようと思いましたし、おそらくきっちり制度が整っている会社はそう多くないでしょう。

日当月給の職人さんも該当するのでお気をつけください。

 

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