失敗から絶対に得るべきもの
地力のある会社ほど許容するもの
僕の今年のテーマは「失敗100連発」。
アホみたいなテーマを本気で掲げた理由は、経験上、勇気をだしてチャレンジし続けないと成功できないと分かっているから。
もちろん僕も新しいことは怖いのでやりたくありません。
でも、それでも怖さを無視してチャレンジして、そこから最大限の収穫を得る。
それだけはマイルールとして決めています。
別に動かなくたって人からは何も言われませんが、自分では「お前ビビリやん」と分かりますしね(笑)。
そう決めた理由は経験値もそうですが、
- 「Googleは失敗した人を褒め称えている。取り組みの90%以上失敗していない場合は、リスクを取ったことにならない」
- ユニクロの一勝九敗
(本のタイトルまま) - サイバーエージェントは失敗すると分かっていても1000万円クラスの予算を与えて実行させる
などなど、業界を引っ張る会社や、できる社長には失敗を許容する文化があることを知ったことも大きかったです。
失敗から本当に得たいもの
もちろん、失敗することなく成功できれば最高です。
泥臭い系は嫌われるので、僕もコンサルやセミナーでは王道というか、基本的に誰がやってもうまく行く流れをお伝えしています。
ですが常識外、場外ホームラン級の成功となると「失敗は嫌」なんて言ってたらムリ。
なぜなら大きな成功は、
1.「こうじゃないの?」と仮説を立てる
2. 取り組みで検証する
3. その結果をもとに「こうじゃないの?」とまた仮説をたてる
4. 取り組みで検証する
5.(白黒つくまでループ)
このような、仮説と検証の繰り返しの中でしか生まれないから。パッと思いついて一発で成功できるなら、それはもう他の誰かが手にしています。
失敗するかもしれないけど、とにかく仮説を検証するためにトライする。そこからどれだけ多く学び、どれだけ修正できるかが勝負の分かれ目です。
この学習能力や進化の速さがあれば、ライバルに追随される側になるので「差別化が…」とか「強みが…」と悩む必要もなくなるでしょう。
「一勝九敗」と言われるように、この流れでホームラン級の当たりを引けるのはせいぜい10回に1回くらい。でも、僕らはそれで十分儲げます。
「イシューからはじめよ」や「リーンスタートアップ」など有名どころの本を読んでいても、やり方は違えど本質はだいたい同じ。
失敗を許容してトライし続ける。
トライしたら必ず学習し、事実に即した形に自分を修正する。それを繰り返している、たった10%ほどの会社が大きな成功を掴みとる。
これが真理なんだと思います。
繰り返しますが、まずは「こうやれば上手くいくのでは?」というイシュー(仮説)を立てる。
でも、基本的にそれが最初から当たることはない。
たいてい失敗するけど、それは仮説が間違っていたことの証明であって、それを元に立てる次の仮説はホームランに近づいている。
つまり、僕らが失敗から得るべきものは「正確な検証結果」と「精度の高い次の仮説」。
経験上、この検証のときに数字をきちんと抑えておけば次の仮説のレベルが上がるし、ヒットくらいなら量産できるようになる。
けど、数字を抑えずに直感でやっちゃうと三振する。
理詰めで考えて、最後は直感で判断するのがベスト…というのが僕の考えです。
ちなみに僕は立場上、失敗するリスクがあるものはよほど信頼関係がある人にしかオススメできません。
だけど検証したい仮説は山程あるので、だったら自分でリフォーム会社をつくればいいや!そしたら好きにできるし。
という身勝手な考えから「ついでに結果をみんなに公表したら喜んでくれそう!」というビジネスアイデアを思いつきました。
これも今年中に形にしたいと思っています。
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